2014/10/22

花 〜すべての人の心に花を〜 宮古島探訪② 二日目

♪喜納昌吉&チャンプルーズ『花〜すべての人の心に花を〜』



録音:2010年、2014年
編集:2014年
機材:iMac GarageBand, Logic Pro 9
楽器:Greco Bass Guitar
MORRIS W-20


宮古島に上陸した僕は、一日目、美味しい食べ物とお酒に、ちょーどいー具合に酔わされて、シャワー浴びてぐっすりと眠りました。
翌朝、セットしておいた目覚ましの時間より少し前に目が覚めて、カーテンをシャア!っと開けると、曇天……。
あぁ、あれでしょ、台風でしょ、知ってる知ってる。
幸い雨は降っていない。
友人の結婚式は、三日目です。
二日目である今日は、レンタカーで宮古島を一周しようという計画です。
宮古島は車を使えば、一日で一周できるほどの広さであるということは、後輩への事前聴取で僕はすでに知っているのです。
今日は綺麗な海でも眺めたい。
そう思って、ホテルの駐車場へ向かおうと外へ出ると、びゅおおおおお!
風つぇーーー!
こりゃ、海大荒れか?
常々、台風の時に釣りしてて波に飲まれたとか、たんぼが気になって行ってみたら物が飛んできたとか、そういったニュースを耳にして恐れおののいている僕ですから、多少外出を躊躇しました。
しかし、雨は降っていない。
風は強いが、ふいに物が飛んでくるとか、それほどの強風ではない。
台風の進路を確認すると、那覇直撃であり、宮古島はその余波が来ているだけだと、僕は判断しました。
ちなみに気象予報士の資格は持っておりません。
那覇と宮古島はかなりの距離があるのです。
出発しましょう。

カーナビをセットして、まずは砂山ビーチにGO!!
ここは結構有名で、宮古島について調べると必ず写真が載っています。
駐車場に車停めて、坂道を登り、ビーチの方へ歩いていくと、白い砂がまばらに落ちていて、それがだんだん密度を増してゆきます。
ビーチに着々と近づいているようです。
坂道の頂点に達すると眼下にそのビーチが見えました。
きれーーーーー!!!!
曇ってるのにきれーーーーー!!
海の青さは空の反射じゃないのか?
空白いのに、海はエメラルドグリーンなんですけど、どういうことでしょうか。

しかし海面は波打っております。台風の影響ですね。
強風のためさすがに砂浜でくつろぐことはできず、早めの退散。
次は、島の北部にある雪塩製塩所へ向かいました。
同僚にちんすこうを買ってくるよう頼まれていたのです。
車に乗っているとほとんど風も気になりません。
曇っていてもなんだか眩しく、これは焼けるぞ、と思いました。
製塩所では、ちんすこうはもちろん買ったのですが、ここで飼われている犬がもうきゃわいくて、なでなでしてきました。
僕のレンタカーのタイヤの横でゴロゴロするわんぱくな犬^^;

静かに佇む犬^^;
この二匹、性格が正反対でウケましたw

佇む犬にはまったく相手にされず^^;、わんぱくな犬と鬼ごっこなどして遊んでいましたが、このままでは日が暮れると思い、とても名残惜しい思いをしながら、犬たちといつの日か必ず再会することを誓い合い、車に乗り込みました。
島の北部をさらに進むと、海を越えて池間島という離島があります。
この島は池間大橋という橋が渡っていて、車でも渡れるのです。
この橋の上の景色が絶景だということです。
これは渡るしかあるまい。
渡った先には、池間食堂という店があり、島でとれた魚料理を供するとのことです。
お昼はそこで食べようと、以前から決めておりました。
橋が近づき、わき見運転。
左右海!前後橋!上空雲!
とりあえず左右が綺麗!!!
後ろに車が来ていないことを確認して橋の上で停車。
東京だったらクラクション鳴らされますが、ここは宮古。
そんな喧騒ありませぬ。
波と風の音しか聞こえません。
で、写真ぱしゃり。運転席からは大した写真撮れずw

でもこの色。すごいなぁ。
1,435mの池間大橋を、きょろきょろしながらのろのろ渡り、池間島につきました。
すぐに港町のような風景になり、その中に池間食堂を発見。
中に入るとなかなかの混雑具合です。
席についてまず出される飲み物は、沖縄でお馴染みのさんぴん茶(ジャスミン茶ですね〜)。
魚の煮付け定食を注文ぬ。

甘く煮付けられたこの謎の赤い魚。美味しいのです。
なんの魚だか聞けばよかったな。
島の食材は東京では馴染みのないものが結構あって、魚の手前にある緑色の物体も謎です。
かつを出汁でつけられていて、しゃきしゃきして美味しかったのですが、名称不明w
全部ぺろりと平らげて、今度は島を南下します。
島の南東端に位置する東平安名崎(ヒガシヘンナザキ)に向かいます!
ここは絶対に行くようにと後輩に釘を刺されていたのです。
ものすごい水平線が見られると。
地球が丸いのが分かるんだそうです。
途中に、あんなに恋い焦がれたニモがいる新城もあるので寄りたかったのですが、海に入れないと判断して飛ばしました> <……。
島の北端から南東端へ車走らせましたが、数時間かかるということもなく、1時間ちょいかなぁ。
とにかく島は小さく、どこにいくにも運転でへとへとになることはありません。

宮古島に到着してから、ずっと無視していた風の件ですが、時間が経つにつれてだんだん強くなってきていて、ついに無視出来なくなりましたwwww
台風きてるぅうー!
東平安名崎に到着した頃にはかなりの風でした。
車から降りるとそれはもうびゅーびゅー吹いて、ハードコンタクトレンズを装用している僕は、目にゴミが入って涙ボロボロ、景色見えない。
東平安名崎を目前に泣く泣く車に戻りました。

海は一旦諦めて、Cafeに行くことにしました。
屋内でまったりマンゴージュースでも飲もうと思ったのです。
またまた車で三十分ほど走って島南部にあるリゾート地近郊のCafe『島Cafe とぅんからや』に入店。


宮古島はオサレな店が多いみたいです。
これは古民家のリノベーションなのでしょうか、こういう風に建てたものなのでしょうか。
いい感じの古さとオシャレ感があります。
マンゴーティーを飲みました。
ティーで割ってあるので、甘すぎなくて美味しい^^


レシートが飛ばないように置いてあるのはサンゴです。
こんなのが海岸に行くとごろごろあります。
箸置きやらなんやらサンゴや貝殻を使っているお店が、沖縄には多いです^^
Cafeでまったりゆったりしてから、一旦ホテルに戻りました。
島の西側の名所は、後日回る予定だったのでこの日は飛ばしました。
二日目であるこの日、一緒に結婚式に出席する友人が宮古島入りするので、夜合流する予定だったのです。
準備万端の僕ですから、この日いくお店も予約してあります。
ホテルについて、シャワー浴びて待っていると友人からLINEが入りました。

曰く「那覇まで来たけど、宮古島行きの飛行機が欠航になった。結婚式に出席できない……」
!!!!!!!!!!!!!!!

これにはマイッタ。
僕は宮古島の観光もしようと、友人たちよりも1日早く宮古入りしていたのです。
そのおかげで宮古島に到着できたわけなのですが。
友人たちが来ないと僕は新郎の親族に混じって、結婚式に一人で出席することになります^^;
でも仕方がない。
自然には逆らえません……。
僕よりも友人たちの方が残念無念でしょう。
東京からはるばる那覇まで来て、引き返すことになったのですから。

とりあえず、夜予約していた店に人数が減ると連絡を入れて、とにもかくにも沖縄料理を食べに行きました。
こうなったら僕だけでも宮古島を満喫しなければ、と意味のわからない使命感が芽生えて、破竹の勢いでフロントにタクシーを呼んでもらいました。
夕飯はお酒を飲むので、必ずタクシーなのです^^;
お店に入ると、すぐさまオリオンビールw
海ぶどう、ラフティ、麩チャンプルー(これ好物)、ソーキそば。
食うでぇ!w




うめーーーー!!!!
店内には有名人のサイン多数。
納得でございます。
僕もサイン書いてあげても良かったけど、頼まれなかったので書きませんでしたw
美味しいものを食べている時の幸福感といったら、それはもう筆舌に尽くし難いのでございます。
炭水化物を摂取すると急激に満腹感が押し寄せてくるのがいつものパターンでして、ソーキそばを食べ終えると身動き取れなくなりました。
ホテルに戻ろう。昨日と同じ場所でタクシー拾って帰りました。

さて、明日はいよいよ友人の結婚式です。
一緒に出席するはずだった友人たちは、那覇で足止めをくらって、来られなくなりました。
外は風の音が聞こえます。
どんどん勢いづいているようです。
どうなることやら……。

続く

0 件のコメント:

コメントを投稿