2014/11/29

この世は二通り (Just Only You And Me)

♪この世は二通り (Just Only You And Me)

録音:2014年
機材:iMac Logic
YAMAHA SGV

気づけばもう今年も残り一ヶ月ほど。
ちょっと早すぎますねー!
どんどん時間が加速しております!
年のせいなのでしょう!
ついこないだお正月だったような気がするのですが……。
ああ。。。

久々にエレキギターを弾いてみました。
いつもキーボードが多いので左手の指先も柔らかくなってしまっています。
たまに弾くと指が痛いですw
しかもこの曲16分音符でジャカジャカ弾くので右腕が筋肉痛になるという失態。
筋トレしたほうがいいのでしょうかー。
サウンドは秋冬グラデーションとかとは打って変わって、生っぽい音があまり入っていません。
ギター以外はほぼLogicのシンセの音を使っています。

歌詞はまた思いつきですが、「この世は二通り」という言葉がシャワー浴びてたら聞こえてきて、なんのことやらさっぱり分かりませんが、そこから膨らませて書きました。
たいていこういうパターンです。
何かメロディや歌詞がぽつっと浮かんで、そのちっさい糸口から手繰り寄せて書くのです。
芋掘りみたいなもんです。


外を歩けど
誰も見えない
何か聞こえる
誰の声かな

君の影を追いかける
迷い続けて早幾年
時の経つのは早いものね

この世はただ二通り
君と僕だけ
すべてがもう予想通り
Just only you and me

なにもかも言葉通り
繰り返すだけ
だから君の言う通り
I will be your honey bee

花の香りが
微かに香る
君の吐息は
ああ蜜の味

いつもいつも振り返る
ある晴れた日の帰路の逢瀬
思い出は儚いものね

Let us make our beautiful story
Just only you and me
All the time I am in my glory
As long as you are here

Show me your smile don’t you worry
Just only for me
I’ll put my heart in your territory
And my body could it be?

静かな夜は
眩い星の
虜にさせて
神様仏様!

誰も彼も蚊帳の外
猫も杓子も待ちぼうけ
聖なる夜は尊いものね

あれもこれも思い通り
君のためなら
ナニこれしきいつも通り
Just only for you

この世はただ二通り
君と僕だけ
すべてがお望み通り
Our story will come true

この世はただ二通り
君と僕だけ
すべてがもう予想通り
Just only you and me

なにもかも言葉通り
繰り返すだけ
だから君の言う通り
I will be your honey bee
(You know I want you to remember!)

2014/11/23

天の川 (Milky Way)

♪MaryAnn, Towa & Yuji 天の川 (Milky Way)

 

録音:2014年
機材:iMac Logic

以前メリアンさんにピアノを演奏して頂いたこの曲に、トワさんに英語の歌詞をつけていただきました!
サックスとトランペットの掛け合いのメロディのところをトワさんと僕のデュエットにしてあります。
ピアノはメリアンさんの演奏をそのまま拝借してところどころミックスを変えました。
もう天の川の季節ではありませんがUPします^^;
映像も使い回しですが、メリアンさんのアドリブ演奏が見られる貴重な映像です♪
前にも書きましたが、アテ撮りをしていただいたのです。

よくタイトルとか歌詞に入れた言葉についてどんな意味なのかなぁと思って調べます。
日本語の「天の川」これは見たまんまでしょうね。
星の群衆が天にある川のように見えますから。
英語だとMilky Wayですが、あれれ〜いったい何がミルキーなのでしょう。
日本国民にとってはミルキーといえば「ミルキーはママの味」です。
星となんの関係もないがな、と思ってWikipediaを見たところ、ギリシャ神話では天の川を「乳」と見ているということだそうですw
で、Milky Way。
古代ギリシャ人にはあれが母乳に見えたのでしょうか??
わけわからん、と思いWikipediaでギリシャ神話の項に飛ぶと、以下の話が載っております。

ゼウスは、自分とアルクメネの子のヘラクレスを不死身にするために、女神ヘラの母乳をヘラクレスに飲ませようとしていた。しかし、嫉妬深いヘラはヘラクレスを憎んでいたため母乳を飲ませようとはしなかった。一計を案じたゼウスはヘラに眠り薬を飲ませ、ヘラが眠っているあいだにヘラクレスに母乳を飲ませた。この時、ヘラが目覚め、ヘラクレスが自分の乳を飲んでいることに驚き、払いのけた際にヘラの母乳が流れ出した。これが天のミルクの環になった。

やっぱりよく分からぬw


Oh milky way
                 Your dazzling gaze
Light years away
                 Leaves me in a craze
Constellation haze
                 Head over feet
Astrology maze
                 Heart skips a beat

Sagittarius aims
                 Oh Cupid of mine
You're mine to claim
                 Shoot thru my mind
In the center of
                 You are my sun in
This galaxy

Take my hand and
Step n' move to beat
This swing may be
A cue to wonders galore
Kick off your shoes
And be not shy
Don't hold it in
Oh, we are turning heads
The colors flow
No need to ask
Let go and let the music
Blow you away

Horoscopes may say
                 Foolish am I
Capricorn's a nay
                 Apple in my eye
Libra can be great
                 Nobody else
Virgo can cause hate
                 Only you're my star
Zodiac restraints
                 Do understand
Can't stop the pain
                 Give me your hand
Cancer is my choice
                 I won't let go
No matter what!


Piano Solo by Mary Ann

Horoscopes may say
                 Foolish am I
Capricorn's a nay
                 Apple in my eye
Libra can be great
                 Nobody else
Virgo can cause hate
                 Only you're my star
Zodiac restraints
                 Do understand
Can't stop the pain
                 Give me your hand
Cancer is my choice
                 I won't let go
No matter what!

Let the planets
Orbit 'round the earth
We are the
center of this world
Come on! Join in!
The rhythm shake you up
Oh! Dance the night away
And the stars’ll lead the way
Look up! The Sirius smiling down
I know, you know I'm up for fun!


Oh milky way
                 Your dazzling gaze
Light years away
                 Leaves me in a craze
Constellation haze
                 Head over feet
Astrology maze
                 Heart skips a beat
Sagittarius aims
                 Oh Cupid of mine
You're mine to claim
                 Shoot thru my mind
In the center of
                 You are my sun in
This galaxy

2014/11/15

Surf's Up

♪The Beach Boys『Surf's Up』


録音:2011年
編集:2014年
機材:iMac GarageBand, Logic
楽器:KORG Trinity Plus
Greco Bass

The BeachboysのSurf's Upの再Up。
僕のこの曲への思い入れは相当なものです。
前も書いたかもしれませんが、テレビのビーチボーイズ特集を見たときにこの曲をブライアンがピアノで弾き語りしている映像が流れたときに驚いたんです。
この綺麗な曲はなんだ、と。
常人の書くメロディじゃないな、と。
しかしそのテレビの不親切なこと甚だしく、僕はこの曲のタイトルを知れず、それからビーチボーイスの曲の中からこのメロディを探すのにかなりの時間を費やしました。

僕がビーチボーイズを好きになった最初の作品は、Pet Soundsです。
Surfin' USAとかあっちの曲よりもPet Soundsの方が先でした。
以前このブログでも紹介したことがありますが、Making Of Sgt. Pepperという番組を見たときに、当時ビートルズのライバルであったブライアンがインタビューで出演したのです。
その時流れたPet Soundsのサウンドに感銘を受けて早速買ったのです。
当時、僕はといえば、ビートルズ一辺倒で、他のバンドにほとんど興味がありませんでした。
しかし、Pet Soundsはビートルズが世界を席巻していたあの頃でもひときわ輝いており、ブライアンは「ビートルズと僕とじゃ格が違う」なんて謙遜していましたが、革新性という点では、あの頃ほんとうにライバルでいられたのはブライアンだけだったのではないかと思います。
ビートルズはジョンとポールというコンポーザー、ジョージ、リンゴというプレイヤー、さらには、バックにマーティンがいましたが、ブライアンは孤軍奮闘でした。
独りで闘ってついにはドラッグに手を出して、ちょいと頭がイカれちまうのでした。
悲劇の音楽ヒーローでございます。

この曲が収録されるはずだったスマイルというアルバムがいかにビーチボーイズファンにとって重要な作品であるか。
それが長い間未発表であったことも相まってファンの間では伝説となっていました。
今ではそれが聴けるようになりました。

この音源は2011年にGarageBandで録音したものをLogicで編集し直したものです。
思い入れが強すぎて、前の音ではなんだか満足せず、やり直してみたというわけなのです。
なので、その頃から僕のチャンネルを見ていただいている方には、あれ〜聞いたことあるなぁと思うかもしれませんね。

ところで、こんな寒い11月ですが、僕の部屋に蚊が出ましたよ。
休みの前の日で、さぁてたくさん寝よう〜と思って布団に入ったら、ぷぅぅうぅうん〜〜〜〜。
まさかと思って電気つけたら、いました、蚊が。
ガッデム!!!
あの音のイラつくことイラつくこと!!
殺すまで眠れないじゃないか。
しかし裸眼の僕にはなかなか蚊を目で追うことができず、1時間ほど殺そうと頑張ったのですが、諦めて眠りました。
そしたら顔を刺されていました。
映像の僕の左目の下、ちょっと赤いのはその戦いの勲章でございます。

2014/11/08

秋冬グラデーション (You'll Be Alright)

♪秋冬グラデーション (You'll Be Alright)



録音:2014年
機材:iMac Logic

ケヤキ「カエデさん、おはよう。今日も綺麗ね」
カエデ「おはよう、ケヤキさん。やめてよ、あなたこそ綺麗よ」
ケヤキ「都心の方では、イチョウさんがアスファルトとかいう硬くて味っけのない地面を黄色く染めて、それはもう高級な絨毯みたいだって、私、絨毯なんて見たことないのだけれど、こないだ来た人間が言っていたわ」
カエデ「そうなんだ。いいなぁ。この山にはイチョウさんいないから、私たちには見られない光景ね。私も足が欲しいなぁ」
ヤマウルシ「なに辛気臭いこと言ってるんだ」
カエデ「わぁ! ヤマウルシさん、急に重低音で喋らないでよ。びっくりする」
ヤマウルシ「うむ」
ケヤキ「うむって、どういう意味かしら」
ヤマウルシ「そんなことより、さっきの話だが」
ケヤキ「なんだったかしら?」
ヤマウルシ「足がどうのこうのという話だ」
カエデ「それがどうかしたの?」
ヤマウルシ「足なんて必要ない、と言いたい。地に根を張っている俺たちの方がずっとたくましくて強いじゃないか。台風が来ようが、木枯らしが吹こうが、俺たちはこうして立っているじゃないか」
カエデ「それはそうだけど……。見たことのない景色を見てみたくなることだってあるんだよ。私たちの知らない世界が、この世にはたくさんあるんだ。私たち、隣の山のことですら、てんで何も知らないんだもん」
ヤマウルシ「興味ないね。俺はこの山が好きだ。ここ以外に見たいところなどない。人間なんかふらふら歩いて、それだけでは飽き足らず、車やら飛行機やら造ってびゅんびゅん移動して、そうして七〜八十年で死んじまうじゃないか。馬鹿みたいだ。俺のように最低でも二百年は生きなきゃならん」
ヤマツツジ「いやに人間を嫌うんだね。親戚のウルシさんが、人間の使う漆器なんかに利用されているから?」
ヤマウルシ「ヤマツツジ、お前、起きていたのか。久々に目を覚ましたと思えば余計なことを言う。漆器など関係ない」
ヤマツツジ「漆塗りは高級品だそうだよ」
ヤマウルシ「貴様、引っこ抜くぞ」
ケヤキ「まあまあ。木々それぞれ思うことも違うでしょう。しかし、ヤマウルシさんは、何かと言ってはカエデさんの言うことにつっかかるけれど、なぜなのかしら?」
ヤマウルシ「そんなことはない」
ヤマツツジ「ケヤキさん、そんな分かりきったこと聞いてどうするの?」
ケヤキ「あら、私は何も知らないわ」
ヤマツツジ「ふぅん」
ケヤキ「それはそうとヤマツツジさん、最低でも三日に一度くらいは起きなさいね。本当に寝坊助さんなんだから」
ヤマウルシ「ふん、こいつはチビ助な上に寝坊助だ」
ヤマツツジ「ヤマウルシさん、朝っぱらから大きな声出さないでよ。根に響く」
ヤマウルシ「もう昼だ」
カエデ「あ、また人間が来たよ」

翁「ゼェハァ、いやぁ、綺麗だなぁ、ゼェハァ」
婆「いつまでもこのままだと嬉しいわね」
翁「このヤマウルシは大きいなぁ。樹齢百年といったところかな」
婆「うん。立派なヤマウルシだわ」
翁「見てくれ! このカエデ! 綺麗だなぁ。もし人間だったらさぞかし美人さんだろうなぁ」
婆「ほんとねぇ」
翁「ここは良いスポットだな。ここで少し休もう」
婆「そうね。随分息も上がってるみたいだし、休憩しましょう」

ヤマウルシ「あのじじい、俺のこと樹齢百年って言いやがった。俺は今年で二百歳だ。しかも俺の根元で気持ち良さそうに眠っていやがる」
ケヤキ「いいじゃないの。減るもんじゃあるまいし」
ヤマツツジ「そうだよ。ほんとに口が悪いんだから。こないだ人間に持って行かれて上京した兄さんも、ヤマウルシさんのこと今の時代には珍しい堅物だって、生きた化石だって、琥珀でも取れるんじゃないかって言ってたよ」
ヤマウルシ「兄弟揃って、その減らず口。どうにかならんか」
カエデ「喧嘩はよしなよ」
ヤマツツジ「ねぇ、カエデさんのこと、美人さんだって言ってたね」
ケヤキ「そうね」
カエデ「聞こえなかったよ」
ヤマツツジ「ほんとう? 確かに言ってたよ。ヤマウルシさんも聞こえたでしょ?」
ヤマウルシ「うむ」
ヤマツツジ「ほらぁ、ヤマウルシさんに聞こえて、カエデさんに聞こえないはずが無いよ」
カエデ「いいの! そんなこと。私そういうの苦手。なんて返したらいいかわからないからやめて」
ケヤキ「カエデさんは照れ屋ね」

婆「体に障りますよ。そろそろ起きてください」
翁「ん? ああ」
婆「そろそろ戻りましょう。紅葉も満喫したし」
翁「そうだな。山は下る方がキツイんだよなぁ。膝が笑っちゃうわい」
婆「しっかりしてくださいな」

ヤマウルシ「ハハッ、聞いたか。足があるとあんな惨めなことになるのだ。俺たちのように落ち着いて、ペースを乱さず生きるるためには、やはり地に根を張るに越したことはない」
カエデ「やだ、そんな悪口ばかり言って」
ヤマツツジ「そうだよ。カエデさんに嫌われちゃうよ?」
ヤマウルシ「何を言うんだ。そんなことはどうだっていい」
ヤマツツジ「ふぅん、それならいいけど。僕知ってるんだ」
ヤマウルシ「そろそろ黙ったらどうだチビ助」
ヤマツツジ「むっ、チビチビ言うけどね、僕はね、背が低い代わりにね、人間の話がよく聞こえるんだ。いつも人間の話を聞かせてやってるのは僕だろう? ヤマウルシさんだって興味津々で聞いてるじゃないか」
ヤマウルシ「人間になど興味はない」
ヤマツツジ「嘘ばっかり。その割には、話して聞かせている僕よりもいつの間にか人間に詳しいんだから。素直になりましょうよ。さっき言ってた車やら飛行機やらの話なんて僕はとうの昔に忘れてたよ」
ヤマウルシ「俺は記憶力が良いのだ」
ケヤキ「ヤマツツジさんが聞かせてくれる人間のお話はいつも楽しいわ。また聞かせてちょうだいね」
ヤマツツジ「お安い御用です」

翁「さて、行こうか。これ以上登っても、もう冬枯れだしな」
婆「そうね。じきに山全部が冬枯れになってしまうのね」

ヤマツツジ「ケヤキさん、ケヤキさん」
ケヤキ「なぁに? ヤマツツジさん。少し眠いのだけれど」
ヤマツツジ「昼間、老夫婦が来たじゃない。みんなには聞こえなかったかもしれないけど、帰りにボソっと言ってたんだ。二人の話によると、もう上の方のみんなは冬枯れらしいんだ」
ケヤキ「まぁ……。そう。最近めっきり寒くなってきたものね」
ヤマウルシ「……」
ヤマツツジ「そうだね。僕は今の自分の姿が一番好きなんだけどなぁ」
ケヤキ「私もだわ。みんなお揃いの緑も悪くはないのだけれど、今の時期は個性的な姿になって、それぞれ素敵だわ。特にカエデさんの姿、私大好き」
カエデ「もう、また。やめてくださいケヤキさん。私の葉、さらに赤くなっちゃう」
ヤマツツジ「あはは、カエデさん面白いなぁ。人間みたいにシャレたこと言うね」
カエデ「何も、面白い事なんてないよ。真剣に言っているの」
ヤマツツジ「カエデさんらしいや。ね、ヤマウルシさん?」
ヤマウルシ「……」
ヤマツツジ「ヤマウルシさん? どうしたの?」
ケヤキ「ヤマツツジさん、そっとしておいてあげなさい。ヤマウルシさんは、泣いているのよ」
ヤマツツジ「え? あぁ、またか」
ヤマウルシ「……。う、うぅ、うるさいぞ」
ヤマツツジ「ごめんごめん、大人しくしてるよ。涙が枯れるまで泣いたらいいよ」
ヤマウルシ「う、うぅ。枯れる? 枯れるだと? それだ。俺の涙の理由はそれだ。また今年も冬枯れの季節だ。毎年々々、この時期になると涙が止まらぬ。寂しくてならぬ。冬枯れの後はひたすら忍耐。冷たい風が吹いて、雪が降って、根元が冷えてたまらない。俺は冬が嫌いなのだ。若造のお前には分かるまい」
ヤマツツジ「分かってるよそんなこと。僕だって嫌いさ」
カエデ「ヤマウルシさん元気だして。私たちがいるじゃない。寂しい事なんてない」
ヤマウルシ「う、ぅう」
ヤマツツジ「カエデさんにそんなに優しくされたら、ヤマウルシさんまた惚れちゃうよ」
ケヤキ「でも、本当に冬枯れっていやね。寒いのに葉が無いなんて余計に寒いわ。ヤマツツジさんが以前話していた、なんだったかしら、ほら、人間が冬になると着る、動物の毛や皮で作る……」
ヤマツツジ「コートかい?」
ケヤキ「そうそう、コート。私もコートなんか着てお洒落してみたいわ」
ヤマツツジ「ケヤキさんが人間だったら、キャリアウーマンみたいになりそうだ」
ケヤキ「きゃりあううまん? なにそれ?」
カエデ「ああ、どうしよう。ヤマウルシさん、泣き止まないよ。私まで泣きたくなってきた」
ヤマツツジ「やめてよカエデさん。僕だってずっと堪えてるんだ。カエデさんまで泣いたら……」
ケヤキ「お互い、涙を見せるのはやめましょう。泣きそうなら、涙枯れるまで、俯いていましょう。冬だっていつか終わるのだもの。また来年、ね。それまで、清く正しく生きましょう」



また泣きそうなら
涙枯れるまで
俯いていていいよ
涙雪に変わるまでは
いつでも

小さい秋は
誰にも知れず
木枯らしの中
一人咽び泣く

Just talk to me tonight
You’ll be alright
秋雨の中
Just walk with me all night
You’ll be alright
You’re in debt to me

冬の意地悪
ひとの気も知らず
風に任せて
また知らぬふり

Don’t let you cry tonight
You’ll be quite white
寒空の下
Don’t let you sigh all night
You will ask me why
Trust in all you see
All you see

でも泣きたいなら
落ち葉積もるまで
俯いていていいよ
やがて土に還るだろう
それから……

今はグラデーション
混じり合う季節
頃合いを見て
どちらかに転べ

You just have to decide
You’ll be alright
冬枯れの空
You have to be on my side
I don’t say goodbye
You’re in debt to me
To me

La la la la la la la la

2014/11/01

うん (Yes)

♪うん (Yes)



録音:2014年
機材:iMac Logic

ジョンレノンがオノヨーコの個展にいって、「天上の絵」という作品を見てヨーコに惹かれるようになったというのは有名な話です。
部屋の真ん中にハシゴがあって、それを登って、ぶら下がっている虫眼鏡で天上に貼ってあるキャンバスをみると小さく「yes」と書いてあったというアレです。
ジョンは、そこに"No"だとか「インチキ」だとか書いてあったら即刻画廊を出て行っていただろう、と回想しています。
不思議な作品ですね。
ヨーコの作品ってアヴァンギャルドで、そもそもアヴァンギャルドという言葉の意味もよく分からないのですが、なかなか一般人には理解し難いものがあります。
ジョンとヨーコのアルバムもジョンの曲ばっかり聞いていましたw

その個展は1966年11月とのことですが、この年はフィリピンのマニラでフィリピン人に暴行を受けたり、ジョンのキリスト発言でビートルズのレコードが焼かれたりといった事件がありました。
また、そういった事件があったせいか、ライブ活動をやめようとしていた時期でもあります。
ビートルズとしては転換期だったわけですね。
あれやこれや悩んでいる時に見たヨーコの「yes」。
ほっとしたのでしょう。
前述の言葉の後に、心温まる美術展は初めての経験だった、と添えております。

とまあ、こんな話を紹介しましたが、このエピソードからこの曲を作ったわけではなくw
この曲を書いてから「yes」のエピソードを思い出しました。
パラノイアみたいな曲書いた後は、素直な気持ちでyes, yes, yesと思って書いたのです。
メロディは一パターンしかなく、どこがサビなのかよくわかりません。
ずっとこれの繰り返しです。
間奏から半音転調します。
曲は短いです。だからタイトルも短いのですw

アレンジはオーケストラの楽器を使っています。
こないだLogicいじってたら「追加コンテンツをダウンロード」というボタン見つけて、こりゃなにかいなぁ〜となんの気なしにクリックしたのですが、完了するとプリセット音源が増えている!
ピアノの機種とか、民族音楽の楽器とか、オーケストラの楽器とか。
こんなのあったのかよ!
知らなかったよ。
新しい音源が手に入ると使ってみたくなります。
なので、今回使っている楽器は、ほとんど新たに手に入った音。
書いてみましょう。
・Harpsichord
・Timpani Hit
・Studio Upright Bass
・Trombone Section Legato
・Tubular Bells
・Violin Section Pizzicato
・Tuba Legato
・Oboe Legato
・Flute Legato
・Percussion Kit
それから以前から入っているYamaha Grand HallとBrush Kitが入っています。
HarpsichordとかOboeとかなんで入ってないのかなぁって思っていたんですよ。
インストール時に何か失敗したのかも!?とも思っています。
書き出した楽器以外にもいろいろ音源が増えましたので今後使っていこうと思います♪

Yes I do
Yes I do
Yes I do
Yes I do
I forgot your question
I can never ever remember 
But I'll answer “yes”

Yes I am
Yes I am
Yes I am
Could not hear your suggestion
I can never ever be sober
But I'll answer “yes” 

Yes I will
Yes I will
Yes I will
There's no way in this situation 
There’s no question love you forever
So I'll answer “yes”  


Yes I will
Yes I will
Yes I will
Yes I will
There's no way in this situation 
There’s no question love you forever
So I'll answer “yes”