2013/04/20

September - Let's Groove -COVER-

♪Earth Wind & Fire『September - Let's Groove』




録音:2011年、2013年
機材:iMac Logic
楽器:Fender Telecaster

Earth Wind & FireSeptemberLet's Grooveです。
元の音源は2011年に録音したSeptemberです。

以前書いた通り、昔録音した曲のミックスが気に入らないので、リミックスしました。
で、今回は、それにLet's Grooveを混ぜてあります。
僕のiPhoneにはLet's Groove In Septemberと勝手に題名を変えて入れてありますw
ミックスアンドリミックス。
GarageBandのファイルは、Logicでそのまま開けます。

それの音を修正して、Let's Grooveのボーカル、ベースを今回新たに録音してあります。
なので、基本の演奏は2011と変わりありません。
ドラム、ベース、トランペットをLogic内蔵のWrapped音源に変更して、音圧を上げました。

ボーカルは、Pitch Correction機能をONにしてResponseを0.00msにするとこういう声になります。
思い切りCompressorをかけて、さらに軽くChorusをかけてあります。

パフュームとかがよく使ってるやつです。
サビはオクターブユニゾン。

メインボーカルはChan EQで低音をだいぶ削っています。
バスドラムとベースが低音を強調しているので、ぶつからないようにするためです。
それとNoise Gateを使用しています。
前回のBecauseのような曲にはあまり向きませんでしたが、こういうサウンドには重宝します。
雑音除去です。


イントロのLet's Grooveの印象的なベースラインは、Vocal Transferで1オクターブ下げて、Modulation DelayとEVOC 20 Filter Bankで加工しています。
このイントロ格好良すぎ!

設定はこんな感じ。



サビはSeptemberとLet's Grooveが合体します。Septemberが基本なので、Let's Grooveの方を転調しています。
こういうのが合わさるのを発見すると嬉しい気持ちになります。

こうやってアレンジしてみるとこの楽曲が今でも色あせないという事がよくわかります。
この、曲の短さが僕にはとても心地よいです。
短くたって何回も聴けば良いんです。

2013/04/13

Because

♪The Beatles『Because』



録音:2013年
機材:iMac Logic

ビートルズAbbey Road収録のBecauseです。
上がアカペラ、下は楽器入りです。

原曲はイントロから緊張感のあるアルペジオが印象的です。
コーラスの美しさも際立つ見事なアレンジですね。
シンセの音も多用してますね。
Abbey Road全体がそうなんですけれども。

コーラスは音がとりづらく難しかったです。
コードもテンションが多く加わっていてコピーもひと苦労。
それと、何回も一人で多重録音していると非常に苦労するのが、語尾を合わせる事です。
skyとかhighとか母音で終わる単語はいいのですが、windとかmindとかworldとか子音で終わる箇所は、dを発音するタイミングを合わせないと、d,,,,d,,,dと聞こえてしまって、かっこわるいものです。
これを解消するのに苦労しました。
アカペラだと特に気になりますからね。
これといって打開策もないので(リージョンをいじればできますけど、それはそれで面倒)自分のタイミングを覚えて録音に臨みました。
で、出来上がったのがこれです。
roundとかworldとかのdのタイミングが合っているでしょう?
ついでにジョンが書いた歌詞の韻の美しさなんかもこれを機会に聞いて頂けると
嬉しいです。

以前も書きましたが、僕みたいな宅録派にとって悩みの種が環境音です。
今回アカペラバージョンを作っている時に気付きましたが、マイクでヴォーカルを録ると、120Hzあたりにブゥゥンというノイズが入っていました。
多分iMacのファンの音かなと思うのですが、アカペラで聞いてるとこういうノイズが気になってしょうがないです。
なので、こんな感じでイコライザでカットしたらいい感じに消えてくれました。
グレーになっている部分がカットされた音域です。
一カ所針みたいになっているところがそれです。
ここに今までもブゥゥンとドグラマグラの冒頭みたいなノイズが入っていたんですね。


機材の問題もあります。
サーーっというノイズがマイク録音すると必ず入っています。
これもNoise Gateを使えば改善されます。
Noise Gateはノイズと判断するDBを設定してそれ以下のDBの時に消音してくれるのですが、この設定もまた難しく、やりすぎると息を吸い込む音等も消えて、急に声が始まったような違和感が残ります。
アカペラなのでそれを使おうと思ったのですが、どうもよい設定値が見つからず、結局設定しませんでした。



2013/04/07

来世で逢いましょう (Samsara)

♪『来世で逢いましょう (Samsara)』



録音:2013年
機材:iMac Logic
Samsaraとはサンスクリット語で輪廻という意味だそうです。
宗教に明るくないくせにこんな題名つけてごめんなさい。
始め、ストリングスとピアノだけのインストにしようとしたのですが、
シタールのオブリガートを入れたらアジアンな感じなったので、
アレンジを変えました。
で、今日朝起きてみたら、歌思いついたので、追加しました。
サムサラな歌詞です。

歌詞はほとんど英語で書くのですが、ネイティブジャパニーズの僕は日本語で考えて歌詞を書いて、英語に訳しています。
訳すといってももろ意訳で、英語の歌詞だけ読んでも日本語で書いた歌詞の半分くらいしか表現出来ていないんですけどねー!
例えば、タイトルの来世で逢いましょうは、歌詞ではWe're gonna meet againです。
笑っちゃいますね。

パーカッションもアジアンな雰囲気にしました。
音はすべてLogicの内蔵音源です。
使った音源はこんな感じ。

ちなみに設定はこんな感じ。
一番上に対応する音源名が書いてあります。
PANの設定が少ないでしょう?
ロジックの音源はステレオ効果が最初から入っているものが多いのでそのまま使いました。左右の広がりがあります。


コーラスを多めに入れて壮大な感じにしました。
今回のピアノは、スタインウェイでなくYAMAHAです。
楽器が重なってて分かりづらいですが、音色結構違います。
Logic使ってる人は分かってると思いますけど^^;
比べるとスタインウェイというのはお上品な音ですね。
僕は長い曲が嫌いなので、いつも長くても5分におさめる様にしているのですが、今回6分になってしまいました。
スローな曲は長くなっちゃいますよね。しょうがないですよね。