2017/03/12

北原ミレイ 石狩挽歌

♪石狩挽歌


録音:2017年
機材:iMac Logic
楽器:YAMAHA L-5

 石狩とは、北海道中西部、小樽市や石狩市などが面する、日本海につづく湾のこと、挽歌とは、悲しみを表現した歌のことだそうです。
 この楽曲は1975年日本作詞大賞の作品賞を受賞しています。作詞は、なかにし礼さん。北の海、船、魚、漁師と妻等の情景とともに、その輝かしい時代も過去のものであるという悲しみが巧みに表現され、オンボロロ、オンボロボロロがトドメの一発を決めてきます。
 作曲は、浜圭介さん。奥村チヨさんでヒットした終着駅を作曲した人であります。「落ち葉の舞い散る停車場は〜〜🎶」という曲ですね。終着駅もそうですが、この曲、石狩挽歌も物悲しい言葉によくマッチしたメロディですね。歌詞と一緒にメロディもできたんじゃないかと思うほど歌詞とメロディが合っていますが、作詞と作曲は別の人なのでそれはないでしょう。
 こういった、コンビで作られた曲を聴くといつも、歌詞と曲どちらが先にできたのかなぁと想像します。この曲は、歌詞だろうな、と思います。元あるメロディに合わせるために、オンボロロなんていう言葉が出てくるなんて想像がつかないからです。それとも作詞家というのはそういうことが出来ちゃうものなのか。いずれにしてもすごい歌詞ですよね。
 音の重厚な感じがカッコよくて歌ってみようと思ったのですが、こういう曲って難しいですね。うまく歌えませんでした。プロの演歌歌手ってやっぱすごいですね。
 伴奏は、北原ミレイさんバージョンを参考にしています。それを転調させました。ベース、ドラム、ハープシコード、アコースティックギター、ストリングス、イントロと間奏にはトランペットが入っています。あとパーカッション。
 ニシンとかホッケとか北海の魚美味しいですよね。食べたくなってきた。