2013/05/26

カルガモちゃん (Fly Me To The Cloud!)


♪『カルガモちゃん (Fly Me To The Cloud!)』





録音:2013年
機材:iMac Logic
楽器:YAMAHA SGV

三井物産本店のプラザ池(通称カルガモ池)に五年振りに! カルガモちゃんが帰ってきたそうです。
物産HPに動画あり
http://www.mitsui.com/jp/ja/news/1200236_1771.html
かわいすぎるやろー!

このカルガモちゃんたちは、成長すると皇居のお堀まで歩いて渡るか飛び立つかするそうです。
歩く場合は、交通規制がされるとか。
ちょっと昔はニュースで取り上げられて話題になっていたそうです。
2008年から皇居への移動は確認されていないようですが、今年は見られるんでしょうかー!
是非生で見たい。

カルガモちゃんなんてタイトルつけましたが、曲調があんまりそんな感じしませんね^^;
英語タイトルはFly Me To The Moonの真似です。
カルガモは月までは連れてってくれないので、cloudにしましたw
歌詞は一応それっぽくなっているのですが。
今回は楽器がたくさん入っています。
トランペット2、ピアノ1、ドラム1、ベース1、ストリングス2、パーカッションはシェイカーとタンバリン、ほんで、コーラスも結構多いです。

テーマの部分は声をギターのアンプシミュレータで加工しました。

最後は転調転調でどんどん上がっていきます。
カルガモちゃんたちが飛び立つのをイメージしたのですw

2013/05/21

Apple Pro Training Series Logic Pro 9 : Lesson 4 Recording MIDI

Apple Pro Training Series Logic Pro 9引き続き読んでおります。

カフェなんかでこんな洋書を読んでいたら、ちょっとかっこ良くないですか?
MacBookProにLogicをインストールしてカフェで使い方の勉強とかw
僕はiMacなので持ち運ぶ訳にはいきませんが。

DTM?DAW?の素晴らしいところは、Logicの紹介画面の冒頭に簡潔に述べられています。
「Be a musician. Sound like an engineer」
これっす。
例えば、僕がスタインウェイのとっても高級なピアノを持っていて、素晴らしい演奏技術を持っていたとして、さて、それをどう録音すれば良い音で録れるのか?
全くわかりません。この楽器は、どんなマイクで、どれくらいの距離から、どの角度で録音すれば一番良い音なのか。
レコーディングエンジニアはそこら辺精通しているのだと思います。
LogicがあればMacとMIDIキーボードさえあれば、良い音で録音したのと同じクオリティが手に入るんですね。
もっといえばMIDIキーボードがなくてもいいです。
Lesson 4 Recording MIDIを読めばMIDIをマウスで作成することが出来るからです。
生演奏を良い音で録れるのがもちろん一番良いとは思うのですが、僕らみたいな素人宅録には、とてもそんな金も設備もありません。
そんな設備弱者の僕らでも一見、プロのような音楽を作れるのがLogicなんですね。
テクノロジーありがたや。

さて、話を教則本に戻しますが、すでに読み終えたところは、付箋をつけて、必要な時に参照しています。
一度読んだだけじゃ覚えられませんから。
読んで理解して、実際に必要になって使ううちに覚えるんですよね、普通の人間は。
幸い、知ってると便利な機能がたくさんありますので、どんどん覚えられます。

前回まで、画像つけたりなんかして、このブログを読んだ人にも少しはLogicの使い方がわかるようにと思ったのですが、読み返してみると、この本を読んでいない人にはなんだかわからないような気もします。
なので、自分の復習と備忘録のために、覚えておこうと思った事を書いておく事にします。
Logicを本気で勉強したければ、やはり本を買ってご自身で勉強されることをおすすめします。

ちなみにAppleはLogicやFinal Cut Pro等の認定試験を用意しており、この本はその教則本でもあります。
僕は読み終えたら、受けてみようかと思っています。
(もしかしたら、この本の次のAdvancedも読んでからかもしれません。
こちらも英語で600ページ。僕が買ったのが、500ページ弱ですからさらに増えるんですね)
ちょっと調べたところ、東京で三カ所ほど試験が受けられるミュージックスクールがあるようです。
場所によっては、トレーニング授業のようなものも設けている様です。
http://www.apple.com/jp/training/location/
東京に住んでるのでどれでも行けそうでよかった、と一安心。
Appleのページを探検すると試験内容とか対策とかのPDF(英語)が載ってるので興味ある方はご覧になってみて下さい。
http://www.apple.com/logicpro/resources/

では、自分のための復習・備忘録のため、Lesson 4で学んだことを書きたいと思います。
●MIDIリージョンのクオンタイズ
インスペクタパラメータボックスで設定
●MIDIリージョンの統合
すでにあるMIDIリージョンに音を加える。例えば、先にピアノの左手を録音、後から右手のフレーズを同じリージョンに書き込む。
ツールバーの設定 > 録音 > MIDI、「選択されたリージョンと結合」を選択
統合したいリージョンを選択しつつ録音する。
●MIDIでテイクフォルダを使用
ツールバーの設定 > 録音 > MIDI、「テイクフォルダを作成」を選択
オーディオリージョンのようにテイクフォルダ(いくつかのテイクからいいとこ取りできる)を作成できる。
●MIDIステップ録音(反対語はリアル録音。手で弾いて録音すること。ステップはマウス等を使用してMIDI音源を作成していく)
ピアノロールタブを選択。escキーをクリックして鉛筆ツールを選択。
ポインタが鉛筆になるので、音符を作成したい箇所、音程のところでクリック。
escを二回おすとポインタツールに戻るので、音の長さはや音程の編集が可能になる。
●メニューバー > オプション > ステップ・イン・キーボードで鍵盤をクリックすることで録音することも可能。
ステップ・イン・キーボード




2013/05/18

谷底 (In The Valley)

♪『谷底 (In The Valley)』



録音:2013年
機材:iMac Logic
楽器:YAMAHA L-5
YAMAHA Blue Jeans



僕は、東京都江東区で仕事をしているのですが、職場のすぐ横には運河があります。
お昼を食べ終えると、必ず昼寝をします。
13時になるとチャイムが鳴り、一応社会人なのでその音で起きる事ができます。
眠気眼で窓をみると、キラキラしていました。
昇りきった太陽が、運河に反射して窓に映っていたのです。
ぼうっとしながら(早く仕事しろ笑)眺めていたらこの曲の歌詞を思いつきました。

久しぶりに日本語の歌詞を書きました。
運河のキラメキをきっかけに、綺麗だとおもう風景を空想しながら書きました。
全編韻を踏むようにしました。
五月に書いたからかもしれませんが、五月っぽい曲だと自分で思っています。

題名は谷底。ネガティブなイメージが伴います。
でも谷底にも綺麗な景色があるはずだと、いった事無いのに思ったんです。
空想ですからいいんです。

楽器は、Logicのスタインウェイ、ドラム、ベース。左にヤマハのアコギ。右はヤマハのエレキギター。
ドラムは今回ブラシセットを使用しました。
ごちゃごちゃと音を入れすぎない様気をつけました。
コードはベースが下がっていくよくあるあれです。
Brian Wilson の Love and Mercyのようにしようかと思ったんです。
コードずっと繰り返しで、サビもやっちゃうみたいな。
でもin the valleyの所はちょっと変えてあります。
一つくらいひねりがあった方がいいかなって。



綺麗だな
白い花
南から
揺られながら

美しいね
黄色い稲
整列して
空を仰いで 

光が水面に反射して
ゆらゆらなびく昼下がり

ガラスがシルクのように
きらきら瞬く in the valley

左を見ると
ピアニスト
耳を澄ますと
音が流れるよ

右を見れば
小さな部屋
中に入れば
空よ forever

小鳥が身体を通り抜け
ひらひら舞う落ち葉のよう

木漏れ日はミラーボール
ざわざわ騒ぐin the valley 

2013/05/13

【まとめ】Your Own Eden

僕がGarageBandで初めて録音をした曲が、Akaneの『Your Own Eden』でした。
資生堂MAQuillAGEの初期CM曲です。
この曲はすでにあった曲を使ったものではありません。
MAQuillAGEのためにいわば書き下ろされた曲です。
CMでは、その企業のキャッチフレーズ(マクドナルドのI'm loving it!やIntelのパンパンパンパーン等)なんかを様々なバージョンで聞かせる事は多々ありますが、一つの楽曲として成立しているもので、これほどのバージョンがあるものも珍しいのではないでしょうか。

録音当時の話は以下リンクに結構詳しく書いてあるのでご興味ありましたらご覧ください。
当時の記事(2010/08/13)

僕はこのBloggerにカバーした曲を数々載せている訳ですが、どうも統計情報を見ていると6〜7年経った2013年現在でもこの『Your Own Eden』の情報を求めてこのブログに迷い込んで来る方がいらっしゃるようなので、この曲についての情報をまとめておきたいと思います。 

CMバージョンと僕のコピー、カバー、それからリリースされているアーティストの情報も載せます。
この曲の虜になっている方は是非読んでみて下さい。

♪この曲が世に初めて出たマキアージュのCMバージョン
タイトル:Your Own Eden
歌手:Akane
作曲:中谷靖
作詞:Morgan Fisher
エンジニア:橋本まさし
キー:E
時間:2:29
リリース:未発売(今後もされないと思います)

イントロのリフが印象的な最も有名なバージョンかと思います。
当時のCM ↓ 


みんな綺麗ですね。良いCMです。化粧品なんか買った事の無い僕の方がマキアージュ愛用者よりもこのCMを見ているはずです。
ギター、ベース、ドラム、オルガン、ホイッスル、ボーカルとシンプルなバンドサウンドです。
すっきりとまとまっております。
なんといってもイントロが秀逸です。
タッタッタッタというスネアの軽やかさ、マイナーから入るギターリフ、元気のよいアコースティックギター、安定感のあるベース、それから歯切れのよいボーカルどれも素敵です。
Akaneさんという歌手、僕は残念ながらこの曲でしか拝聴したことが無いのですが、この方日本人でしょうか?
英語がとってもお上手です。
女性にしてはやや低めのボーカルも僕好みです。
当時株式会社サーティース(このCM曲を制作した会社)の視聴サイトにフルバージョンがありましたので、それを今でも持っています。

Akaneさんのバージョンはとあるルートから入手した4:05あるバージョンも持っています。
こちらは、ホイッスルの部分が女性のコーラスになっています。
ボーカルもCMとは別バージョンの様です。
アウトロがかなり長いです。
初期以降のCMで使われたバージョンかもしれません。
いずれにしても4:05のCMは無いでしょうから、音源の出所がどこなのか分かりません。

で、初期CMのAkaneバージョンをコピーした僕のバージョンが ↓ ちょっとミックスが未熟ですがご勘弁を…。機会があればリミックスします。



Akaneバージョンとキーは同じくE。
Akaneさんは女性ですが声低めなので歌えました。
歌詞も耳コピなので、おそらく間違っています。
作詞を担当されたMorgan FisherさんをTwitterで見かけて歌詞を教えてほしいと直談判してみましたが返答はありません^^;

コピーバージョンから二年後、同じ音源でアレンジとリミックスを加えたのが ↓



ギターリフにワウをかけて、アコースティックギターはフランジャー、ドラムをダンス調に、そしてボーカルを録音しなおして、コーラスを追加。
編集ソフトウェアはGarageBandからLogic Pro 9に変更。
音圧と音のバランスが良くなっていると思います。
曲調もだいぶ変わってノリノリです。

※2013/6/23追記
akaneバージョンのコピーをLogicで音質向上しました。
違い分かりますか。
ドラムはLogicのMIDIで打ち込みし直しました。
ボーカルも一部録り直しています。
相変わらず口笛が下手な僕は、冒頭の口笛のフレーズは声にしました。
音のバランスも良くなってると思います。
さらに、山田タマルバージョンのミドルエイトと間奏を追加しました。
聴いて下さい〜




※2014/8/23追記
Towaさんに歌ってもらったバージョン。
バイリンギャルのTowaさんに歌詞を聞き取ってもらってから歌ってもらったので、歌詞もこれであっているハズ!!


さて、以上の音源は売っておりません。買えません。
僕の音源を売っても良いですけど、JASRACが怒りそうなので出来ません(笑)
ただ、やはりこんなちっちゃなブログにわざわざ検索して迷い込む人がいるくらいですから、この曲に人気があったことは間違いありません。
じゃあリリースしようということになったのだと思います。
僕もその情報を入手してわくわくっとしたのですが、リリースされたのはAkaneさんのバージョンではありませんでした。
こういうのって良くわかりませんが、CMで流れた曲をそのままリリースするのは難しいのでしょうか?
それとも売り出し中のアーティストに歌わせるといった取り決めでもあるのでしょうか?
とにかく、リリースされたのは、別のアーティストのものでした。


♪リリースされたバージョン
タイトル:My Brand New Eden
歌手:山田タマル
作曲:中谷靖
作詞:山田タマル
キー:F
時間:4:07
リリース:2006年4月5日
amazon->> 山田タマル『My Brand New Eden』


 

「な、ないろの」から始まる、山田タマルさん作詞の日本語歌詞です。
この美人さんが歌うバージョンはタイトルも『My Brand New Eden』に変更されています。
アレンジはほぼAkaneバージョンと同じですが、キーが半音上がってFになっています。
山田タマルさんの声に合わせたのでしょう。
Akaneバージョンと比較すると、イントロのギターリフが12弦ギターになっていたり、ドラムがドコドコとした感じになっています。
そのため、軽やかさが損なわれてしまっているような気がします。
ドラムのスネアの軽さが結構重要だったりするのですが…。
エンジニアの違いでしょうかね。
また、ミドルエイトの「ささくれた心隠し」から12弦ギターの間奏はAkaneバージョンにはないです。
リリースする曲には、こういう部分が必要という判断でしょうか。

『秘密の静寂』という2ndシングルでは、英語バージョンが聞けます(※英語バージョンの歌詞も山田奈奈さんという方のものでAkaneバージョンとは異なる)。

ただ、Akaneさんほど英語に堪能では無い様です。





タイトル:My Brand New Eden
歌手:Maggie Q$
作曲:中谷靖
作詞:Maggie Q$??(クレジットがなく詳細不明)
キー:F♯
時間:3:31
リリース:2006年11月8日

amazon->> Maggie Q$『My Brand New Eden』


以前、Beauty 2006 Autumn Vol.01 Cosmetic CM Song というCDを買ったときに収録されていましたが、もう発売されていないようですね…。
が、amazonでmp3形式で購入が可能です。
このバージョンもマキアージュCMで流れていたような気がしますがどうでしょう?
気のせいでしょうか。

ちょっと話は逸れますが、このアルバムは当時のCM曲がオムニバス形式で収録されています。
CM曲って良い曲を選択していると思いませんか。
最近いいなと思ったのは、TOYOTA CROWNのCMで流れていたフランク・シナトラの『Strangers In The Night』です。
スローモーションで動くCROWNとシナトラの声がマッチしていてとてもハッとさせられました。
前述のアルバムには、The NeverEnding Story、Time After Time等々、どれもテレビで一度は聞いた事のある曲ばかりです。
おすすめです。
MP3での購入になりますが、amazonで購入可能です。
 


話を戻して、Maggie Q$バージョンのアレンジは、バスドラム四つ打ちのダンスミュージック風。
これもオリジナル英語の歌詞。外国の歌手ですからね。
キーは山田タマルバージョンから更に半音上がってF♯です。
イントロのフレーズがグロッケンのような音で、ギターは入っていません。バンドサウンドでは無いです。
Akaneバージョンほどの聞き応えがないのが残念です。
BGMとして流すにはちょうど良いかなといった音楽です。



この他CMの時期によっても複数のバージョンが存在したと記憶していますが、調べられたらまた追記したいと思います。
この曲が一体なんなのか、気になっている人の何かの足しになれば幸いです。
ちなみにこの曲を作曲した中谷靖さんという方は、CM曲を多数作曲されている方のようです。
そんな職業についてみたいものです。

※追記

YouTubeで発見しました。


 ●0:00〜2:28
僕が一番好きなAkaneバージョンのフルです。
やっぱええなぁと思うと同時にもっと高音質なものが聞きたい、とも思います。
その欲求を満たすために自分で録音したり等しているわけですけども…。


●2:34〜3:40
タイトル:Your Own Eden
歌手:???
作曲:中谷靖
作詞:Morgan Fisher
キー:G♯
時間:???
リリース:未発売


何期目かのCMで使用されていたバージョンだと思います。
歌手は不明。声からしてAkaneさんではないようです。
キーはG♯になっています。
イントロは「イエーイイエイイエイ」から始まり、ギターリフが女性のコーラスになっていて、リードボーカルに深いエコーがかかっています。
歌詞はAkaneバージョンと同じです。
Akaneバージョンとくらべてソウルフルなボーカルで、ダンス調のドラムや、やや多めに入れられているコーラスに心躍ります。
このバージョン良いですね。

●3:43〜7:14
前述のMaggie Q$と同じ。

●7:16〜7:52
タイトル:Your Own Eden(?)
歌手:無し
作曲:中谷靖
キー:E
時間:???
リリース:未発売



オシャレなエレピのポロローンから始まるストリングスが印象的なインストバージョン。
もっと聞きたいですがイントロしか聞けません^^;
キーはEです。
制作当初はキーEでその後歌う人によってキーを変えてある様ですね。



皆さんはどのバージョンが一番お好みですか?

YouTubeで「Your Own Eden」を検索すると僕のコピーがトップに表示されます。
嬉しいですヮチョ-ィ☆ヾ(〃ω〃ヾ))((ノ〃ω〃)ノ゙ヮチョ-ィ☆

2013/05/11

Apple Pro Training Series Logic Pro 9 : Lesson 3 Editing Auldio

Apple Pro Training Series Logic Pro 9、Lesson 3まで読みました。
Editing Audio、音源の編集についてでした。
英語ですが図解入りなのですらすら読めちゃいます。

文中便利なショートカットがたくさん出てきます。
使っているうちに覚えると思います。で、巻末にappendixとしてまとめてあります。
ご親切にどうも。
Command+zでやり直しとか、Command+sでセーブとか他のアプリケーションに共通するショートカットはほとんど覚えていますが、そういったショートカット以外にもたくさん便利なものがあります。
例えば、
option+controlでポインタが虫眼鏡になった状態でズームしたい部分をドラッグすると、その部分が拡大表示。
shift+returnでそのリージョンの先頭に移動。
shift+controlでクロスフェード機能。
command+shiftでマーキーツール。さらにoption+ドラッグで選択した部分のコピーペースト。
等々。

ドラッグの機能としては、オーバーラップするか否かの選択も重要です。
リージョン同士が重なってもOKかどうかの選択です。
画面右上にあるドラッグと書いてある横のプルダウンですね。

こんなの本読まなきゃ分からん^^;

Editing Audioでは、テイクフォルダーの編集、マウス機能の呼び出し、クロスフェードの追加、そしてクオンタイズ。
テイクフォルダーは前にちょろっと書きましたが、数回録音した音源のいいとこ取りをする機能です。
昔の一発録り時代からしたら考えられない機能ですね。
僕は、一発録りの緊張感が好きなので、あんまり使いたくない機能ですが、どうしても全編やり直す面倒さと時間を考えると使ってしまうんですね。
そのせいで、自分の音楽にも緊張感が足りないなと感じます。
なんだか、目(耳)を離せない曲ってあるじゃないですか。
昔のジャズのレコードとか聞くと特に感じます。
その瞬間にしか録れなかった音っていうのがあるはずなんですよね。
そういうのがこういう機能のせいで録りづらくなっていると思います。
まあ、好みの問題ですけどねーー!
そんなこと思いつつテイクフォルダーの機能使いまくっていますよw
このテイクフォルダーの機能とクロスフェードの機能は組み合わせて使うと吉です。
いいとこ取りをするわけですから、別々のテイクをくっつけるんです。
その境目っていうのは、プチッとノイズのように聞こえる場合があります。
それを防ぐために、前テイクのお尻のフェードアウトと次テイクのフェードインをかぶせるんです。
これがクロスフェードです。
iTunesにも目的は違いますが、クロスフェードの機能がありますね。
曲と曲が終わりつつ始まる、あの交差するやつです。あんなイメージです。
テイクフォルダーは、複数回録音したテイクをダブルクリックすると出てきます。
クロスフェードは前述のショートカットキーでもいいし、escキーを押すとポインターツールが出てくるので、その中からクロスフェードを選択しても使えます。
escキーはよく使う事になりそうです。
こんな画面がぽこっと出てきます。


フェードツールというのがクロスフェードを編集する機能

テイクフォルダーとクロスフェードさえ使えればいいとこ取りは簡単に出来ます。


クオンタイズ機能は、演奏した音源のタイミングを修正出来ます。
人間が演奏すると走っちゃいます。だんだん速くなっていきます。
人間だけで演奏すればお互いに合わせようとするので、そんなに気にならないもんですが、相手が機械となると霊長類の頂点にいる我々人間が合わせてあげないといけません。
合わせよう合わせようとしても多少ずれるのが人間です。
これまた録り直せばいいだろう、とお思いになるかもしれませんが、僕は時間が惜しいのです。
寝不足が嫌いなのです。

インスペクタエリア(画面左の縦のエリア)でクオンタイズを設定します。


この画面の下部「Flexモード」からslicingを選択。
で、一番上のクオンタイズで曲にあった拍数を選択する。
これだけ。簡単ですね。

この他にも波形を音毎にいじる機能なんかもあります。
マウスでドラッグして動かすだけで、独特なタイミングを作り出す事が出来ます。
また、サンプルエディタ画面では音源のリバース(逆回転)なんて編集も出来ます。
Lesson3ではハイハットの逆回転を利用してみるというレッスンがありました。

好きな事はずんずん勉強できちゃうもんですね。
この調子でLogicのApple認定試験を受けてみようかと思ったりしています。



Norwegian Wood (This Bird Has Flown)

♪The Beatles『Norwegian Wood (This Bird Has Flown)』



録音:2013年
機材:iMac Logic

ビートルズラバーソウル収録『ノルウェーの森』です。
英題はNorwegian Woodです。
調べたところによると、woodのみで森を表す事はどうやらないようです。
邦題のつけ間違いですね〜。
歌詞読んでも森らしい内容は出て参りません。
家か家具の素材がノルウェー産(これまた調べたところによると安物らしい)だったのでしょう。
椅子も無い部屋でラグに座ったり、明日朝から仕事だからと風呂場で寝かされたりと、情事があったのかどうか、伺い知るのは難しいですが、最終的には腹が立って、火を放って、「よく燃えるじゃないか。ノルウェーの木材は」というちょっと狂気じみた歌詞だと僕は解釈しています。
昔読んだ訳詞には最後の so i lit a fireは「タバコに火をつけた」と訳されていたような記憶がありますが、なんででしょうね?
意味不明だからこじつけたのかな。

でも今となってはこの邦題が村上春樹の小節の題名になったし、結果良かったのかもしれませんね。
話は逸れますが、村上春樹のノルウェーの森が映画化されたとき、主題歌がビートルズのノルウェーの森でしたね。
予告編しか見ていませんが、つくづく良い曲だなと思いました。
ビートルズのオリジナル音源が映画の主題歌になるって、(ビートルズの映画以外では)初めてではないですか?
たいていカバーバージョンですよね。

さて、今回はカバーですが、以前Logicのシタールの音を使った際、ああ良い音だなぁと思ったので使いたかったのです。
なので、ビートルズでシタールが初登場したノルウェーの森を録音しようと思いました。
一説によるとポップスでシタールを録音してリリースした最初の曲だとも言われています。
しかしNorwegianと命名しておいて、インドの楽器を使うところが面白いですね。
しかも曲に合っているし。

このインドのシタールという楽器は、見た事ある方も結構いると思います。
聴いての通り弦楽器でありまして、ギターと同じ様な構造をしています。
ギターでいうチョーキングのような音が随所に聞かれるかと思いますが、これは弦を上に持ち上げている訳ではない様です。
シタールはフレットと弦が離れていて、強く押す事によって、チョーキングと同じ効果が得られます。
デジタルでこういう楽器を録音する時は、ニュアンスが大切です。
単純に弾いてもシタールに聞こえますけども、ニュアンスを加えるとより本物の音に近づきます。
シタールの場合は、この独特のチョーキングの音と、それによって音がユニゾンになったり、倍音がでたりと、そういったことを再現するとよりリアリティが出るってもんです。

イントロはそこに気を使いつつ、リボルバー収録のジョージハリスン作曲『Love You To』を挿入しました。
この曲は原曲通りキーCで演奏しました。ノルウェーの森が始まるとキーDになってちょっとすかっとした気分になりませんか? どうでしょう。
ちなみにノルウェーの森は、オリジナルはキーEです。2フレットにカポタストをつけてDのポジショニングで演奏していますね。
アンソロジー収録のTake1はキーDとE♭の間くらいの感じでした。

使った音源はすべてアジアンテイストにしてあります。
打楽器もインド、シタールもインド、ストリングスは…どこでしょう。
ボーカルがちょっと気に食わないのですが、アップしちゃいます。
ジョンレノンのように中低音の響く声はセクシーですね。

2013/05/08

プリメインアンプ購入

父親のお下がりのMarantzのアンプをずっと(15年くらい?)使ってきたのですが、最近、ヘッドフォンジャックの接触が悪いし、左チャンネルの低音が弱くなってきてしまいました。
Marantz SR1100
ボタンに年季を感じます…


修理出来るのかも分からないくらい古いので、これを機会に新しいアンプを買おうと思いました。
僕はオーディオマニアではないので、さて、何を買おうと思ったときに途方にくれてしまいましたw
とりあえずネットを色々検索してみたのですが、Macと接続するには何がいいのか、そういう情報が欲しかったのですが、見つからなかったので、本買いました。
CDジャーナルのムックで『Macオーディオ2013』なんてのがあったので、これを参考にONKYOのA-9050というアンプを買いました。
デザインのかっこいいnuforceのアンプが欲しいと思ったのですが、50,000前後のものはヘッドフォンジャックが無いので断念…。

デザインもMacにぴったりだし評価も良いので欲しかったのに…。
ヘッドフォンジャックがないとは致命的だ。

それとブランドイメージの良いLuxmaxのアンプも考慮に入れたのですが、ちょっと初心者には高価かなぁと。
これまたシルバーがMacによく似合う。57,300円@amazon。
手が出なくはないが、失敗したらやだなってことで見送り。もっとオーディオ機器に詳しくなったら使ってみたいですね。

結局ONKYOのアンプでamazonでかなり安くなっていたものがあったので、それを購入しました。
amazonで31,500円でした。定価54,800円なのでだいぶ安いなと、結局値段に惹かれた訳なのでした…。
音は、これプラス以前も書いたSONYのモニタヘッドフォンを使用しての感想ですが、ヘッドフォンがモニタ用だけあって全体がバランスよく聞こえるし、細部の音も聞き分けられます。
色々聞き比べたわけではないので下手な事言えませんが、この値段ならコストパフォーマンス良しといったところでしょうか。
接触が悪い、低音が片方でないアンプから比べたら良いに決まっていますがw
でもMarantzも渋くて好きなのでとっておこうと思います。

実はまだYAMAHAのスピーカに繋げられていないです。
A-9050側はバナナプラフ(僕は今回初めて存在を知りました)で、スピーカー側はバラ(プラグが無く指でチリチリっとやるやつ)なんです。
これ、疑問なのですが、片方バナナ、片方チリチリのケーブルが売っていないのはどういう訳なんでしょう?
チリチリはもう古いのでしょうか?
対処法としては、両方チリチリの片方にバナナを自分で接続、または両方バナナの片方のプラグをちょんぎってチリチリにするしか無いのでしょうか。
ちょっと対策調べて、解決したらまたご報告します。
もしくは良い解決方法をご存知の方は教えて下さいw

スピーカー YAMAHA NS10M STUDIO 側のチリチリ

ONKYO A-9050側のバナナ端子

新しい物を買うといつもこういう規格に踊らされるのでした。



2013/05/05

読んでます。 Apple Pro Training Series Logic Pro 9 : Lesson 2 Recording Audio

こないだ買ったLogicの本、頑張って読み進めています。
買おうと考えている方がいたら、Kindle版も考慮に入れてみてください。
やっすいです。2,543円です。

Lesson 2はRecording Audioについてでした。
オーディオインターフェースを接続してマイク等で音源を録音する方法ですね。

実際の操作は、僕はすでに知っているので、細かい機能の説明等が嬉しいです。
Sample RateとかBit Depthとか、用語の説明もしてくれます。英語でですが。

例えば、トラックヘッダの左したにマウスカーソルをもっていくと人差し指を立てた画像に変化しますが、この状態でドラッグするとトラック個々に拡大縮小ができます。
何かと便利です。
トラックの見た目で便利な機能と言えばトラックを隠す機能ですね。
僕は結構トラックの数を使う方ですので、この機能を知らなかったというのはいかんですねー。
どうも見づらいと思ってたけどこんな機能があったのかと。
これを押すと、
[H]というボタンが出てきます。


これを押してもう一度緑になったHボタンを押すと対象のトラックが隠れます。
再表示したい時はっまたHボタン。
簡単ですね。そう、知っていれば簡単なことなんですね。

その他ミュートボタンやソロボタンはいくつも押すの面倒くさいですよね。。
実はこのボタン一つ押してドラッグすると複数をいっぺんに押せます。

Lesson2ではメトロノームの設定バッファサイズの設定方法等、知って得する情報満載でした。
バッファサイズは自分の持ってるMacの性能に合わせて変えることをおすすめします。
録音時の遅れ(レイテンシィ)を軽減するためにも是非自分のMacに合った設定を探してください。
録音する時のストレスが軽減されます。

また僕のような独りぼっちで録音している人は、パンチインパンチアウトを横で笑顔でしてくれる人がいませんから、オートパンチ機能は必須でしょう。
俺は、間違えずに演奏できる!と言えればいいんでしょうけど、なかなかそうも行きませんし、録音する時間も限られています。
実はこんなところにオートパンチボタンがあります。

するとルーラに赤い部分が出てきます。
これをパンチしたい小節に合わせてから録音を開始。
すると赤い部分だけやり直しが出来ます。
さらにサイクルモードも組み合わせれば何度か演奏し、気に入った物を採用、なんてこともできます。
※サイクルモードは、その部分を繰り返し再生・録音する機能。ルーラーに緑色で表示されます。最上部のツールバーの「ロケータを設定」で出現します。

気に入った演奏を採用するのは、トラックフォルダの機能を使います。
一番上が下三列のいいとこ取りをした音源です。
下三列の青い部分が採用された部分。
ドラッグして位置を調整するだけです。
左上の三角マークをクリックすると表示、非表示が切り替えられます。
録音を複数回すると勝手にトラックフォルダが出来るので、有効利用しましょう。


Lesson3は音源の編集についてだそうです。
クオンタイズとか、微妙に使いこなせていないので、頑張って読みたいと思います。

2013/05/03

Apple Pro Training Series: Logic Pro 9 and Logic Express 9

Logicが安くなったからといって調子こいて買ったはいいけれど、機能が多すぎてわからないボタンがたくさんある…。
GarageBandを手探りながら使っていたおかげでなんとなく分かるような気がしていた。
でもでもやっぱり分からない。
ただ録音してミックスしてバウンスするだけなら出来る。
けど例えば、このボタンとか

この領域の機能とか

分からない訳ですよ。
でもなんだか知ってればとっても便利なような気がするのです。

GarageBand使って頃も教則本的な物を買おうかと本屋に行っだけど、知っているようなことばかり載っていて買うのをやめた。
でもLogicほどの多機能なら適当な本があるはずだとamazonへ。
検索結果を見て愕然とした。
評価の良い本がすでに売ってない。中古ならあるがプレミアがついていて高い。
一番評価の高いこれなんて、12,000円より。だって。
Logic Pro9 徹底操作ガイド
定価は3,000円くらいなのに…。しかも中古はいやだ。
次に人気のこれは、5,560円。値段は下がったけれど評価を読むと微妙…。そしてやっぱり中古がいやだ。
MASTER of Logic 9

アップルのHPにいってユーザーズマニュアルのpdfを発見したけど、昭和生まれの僕は本じゃないとなかなか読みすすめられない…。

で、最終的に選んだのが、これ「Apple Pro Training Series: Logic Pro 9 and Logic Express 9」。

アップル認定(プロトレーニングシリーズ)、評価良し、新品あり、カバーデザイン良し、価格はちょっと高い、そして中身は英語。
日本語版がありませぬ…。

Lesson1 Make Music with Logic Now!を読み終わった感触では、英語だけど結構読めちゃいます。
大学受験くらいの英語が出来れば大丈夫かと。画像もついてるし。なんとかなります。
Lesson1は、Apple Loopsを組み合わせて曲作りの基礎を教えてくれる訳だけれど、だいたい知っている内容でした。
がしかし、上に載せた画像のボタンや領域の機能が分かりました。
ああ、自分はこんなことも知らずにLogic使ってたんだと、、思わされました。
教えられればすぐに覚えるし、理解できることなのに、ただ単に知らないというのはもったいない事です。

絶対日本語じゃないと読めないっていう人や、中古でも気にしないし、高くてもいいって人は徹底操作ガイドが良いんじゃないでしょうか。
評価見るとそんな感じです。
英語で読めるよ〜って人はプロトレーニングシリーズをおすすめします。
amazonで5,731円です。
Apple Pro Training Series: Logic Pro 9 and Logic Express 9