2017/10/08

ビートたけし 嘲笑

♪嘲笑

録音:2017年
機材:iMac Logic
楽器: Classical Guitar

 ビートたけしさんが歌った『嘲笑』です。
 僕はビートたけしさんと地元が近く、高校もビートたけしさんと同じなのです。高校には自転車で通っていて、道中に「北野」という青い屋根の家があり、それはビートたけしさんの実家でした。
 たけしさんは結構曲を出していて、浅草キッドなんかが有名ですよね。たまにテレビでも歌っています。味がある歌声ですね。
 この曲は、ビートたけしさんのエッセイを読んだ玉置浩二さんが勝手に曲をつけて、たけしさんに送り、たけしさんが二番の歌詞をつけてくれたのだそうです。素敵〜🌟。天才はやることが粋ですね。玉置さんがテレビで歌っている映像を見ましたが、たけしさんは横でふざけた格好(コントの格好)でただ座っていました。しかし、顔は真面目で、曲に聞き入っている風に見えます。もともとはたけしさんも歌う予定だったが、玉置さんの歌が良いから歌うのを急遽やめたという逸話が残っているようです。
 歌詞がとても好きです。ぼくも星を見るのが好きです。昔も書いたことありますが、想像を絶する星の距離や宇宙の巨大さについて考えると、頭が混乱したり、頭が空っぽになったりします。
 元になったエッセイを読んでみたところによると、嘲笑しているのは、星目線のたけしさん。人間があくせく宇宙に行こうとしたり、遠くの星に何があるのか探査したりしているけど、星たちはずうっと昔から変わらず輝いている。人間のつつましい行動を見て星たちが嘲笑っているようだ。それが愉しい、ということのようです。
 映像は、花火です。iPhoneのカメラで星を撮影することはできませんので、花火。iPhone5sのスローモーション機能で撮ってみました。花火にしちゃスローモーションですが、宇宙を思いっきり早送りにしたらこんな風に見えるかもしれませんよ。