2014/06/28

柳の下は灰色の空 (Grey Sky Under The Willow)

♪柳の下は灰色の空 (Grey Sky Under The Willow)


録音:2014年
機材:iMac Logic

もう夏もすぐそこですね。
夏と言えば怪談。
怪談と言えば稲川淳二。
おかしいなぁ、怖いなぁ、怖いなぁ!

僕は幽霊見た事無いし、おかしな体験もしたことありません。
でも金縛りは人生で二回ほどありました。
サークルの合宿で一週間ぶっとおしで3〜4時間睡眠で飲んで遊んでして帰ってきた日の夜だったと記憶しています。
あ、合宿といってもみんなで旅行いって遊んだだけですw
で、帰ってきてものすっごい疲労感で、泥のように眠りについたのですが、しばらくしたら、起きてるんだか寝てるんだか分からない感覚に陥りました。
目が開きました。
薄暗い天井が渦を巻いていました。
ぐにゃああぁあって天井がゆっくりぐるぐるする感じ。
うわぁ、気持ち悪いなぁ、怖いなぁ、気持ち悪いなぁ、怖いなぁ、と思って起き上がろうとしても、体が動かない……。
あれ、これはあれですね、金縛りですね、と思いました。
感覚的には結構長い時間それに苦しまされたような気がします。
うむ!と体を動かそうとしても動かないんですよね。
ほんと嫌な感覚です。
やっと体が動くと、ぱっといつもの部屋の風景に戻る。
幸い、体に人が乗っかってるとか、そういうのは無かったので良かったです。
その後もう一回同じような体験しましたが、それもものすごい疲れていた時になったので、金縛りは疲れている時になるもので、霊的なものではないのだと思っています。
そう信じないと怖いので、そう思っているのです。

”見える”人っていますよね。
怖いんですけど、ついつい興味本位に聞きたくなるんですよそういう話。
霊がいるって思ってるわけじゃないんですが、聞いたら怖くなりますw
でも、”見える”って言う人が嘘ついてるとも思えないんですよね。
いるのかなぁ、どうなのかなぁ。
僕ら3〜4 次元しか感じてませんけど、宇宙は11次元あるとかいう説もありますから(残りは小さく畳まれていて僕らには分からないそうです。どういうことなのか意味が分からないw)、世の中分からないことだらけですね。
まぁ、霊界があるかどうかは、自分があの世に行く時に分かるでしょう。

柳の木と女の幽霊って幽霊画でよく見る構図ですよね。
絵だとたいていおぞましい女の幽霊ですけど、もし、ものすごい綺麗な幽霊に出会ったらどんな気分でしょう。
やっぱり怖いのか、それとも嬉しいのか。怖いだろうなw

梅雨シリーズで雨の歌を書いていて、その柳と霊の絵を思い出して、柳と雨もこれまた僕の頭の中で同じ引き出しに入っていて、繋がったのです。
そして、こういう歌詞になりました。
雨の日、柳の下に美人幽霊がいます。手招きしています。
普通なら、戻って来れないような気がして逃げるでしょう。
でも、ついて行っちゃう酔っぱらいもいるかもしれませんw

メジャーとマイナーが行ったり来たりします。
こっちの世界とあっちの世界。
メロディがそこの半音のところを通ります。
通りゃンせ、通りゃンせ、ここはどこの細道ぢゃ。

楽器は、ピアノ、ブラシセットのドラム、ウッドベース。
このジャズっぽい編成好きです。
可変拍子と秋の空、冬は雪帽子、今はもう無い、タララ等オリジナルで多用しています。

映像は、部屋から撮った雨、柳、友人の結婚式の花火。
歌詞に柳なんて使っちゃったもんだから、柳を撮影しようと思い立ちました。
Googleストリートビューで近所に柳があることを確認しました。
近くにベンチもあるしちょうどいいやここでちょっと撮ろう〜と仕事の帰りに寄ってみると、バッサリ切られておりましたw

Googleさん、ストリートビュー、アップデートしといて下さいね!

でも、もう一本柳があることを調査済みでしたので、そっちで撮りました。
そっちは、公園の遊歩道みたいなところでベンチもないので、突っ立って撮影……。
もしここら辺で柳の下に変な男の幽霊が出ると噂になったら……、それは僕です。
すみません。

あ〜怖い話してると寄って来るとか言いますよねw
ちょっと怖くなってきましたwww
あ……。

Grey sky
Grey sky
柳の下
肩を寄せて

雨の中で
素知らぬ振り
傘もささず
見上げる空

Grey sky
Grey sky
柳の下
肩を寄せて

不思議な宵は
柳の下で
涙で濡れたなら
雨で流すまでよ
さあおいで

柳の下
肩を寄せて

ここを越えたら
後ろは見ないで
前を見て歩いて
枝垂れる柳から
あの曲がり角まで
もう少しだよ

ラララララララ

今から目を閉じて
深く息を吸って
合図が聞こえたら
目を開けてごらん

ラララララララ




2014/06/21

雨粒 (Rain Drops)

♪雨粒 (Rain Drops)


録音:2014年
機材:iMac Logic

梅雨なので、雨の歌を。
関東は、6月初旬に雨がどばどば降って、もう例年の雨量を超えたとか。
たしかにいっぱい降りました。
それで雨の歌書いて、さあアップしようと思った今日この頃、東京はカンカン照りで暑いでございます。
雨全然降りませんw
雨嫌いだから水不足にならなきゃ降らなくていいんですけど。
蒸し暑いのでそろそろ扇風機を出そうと思います。

雨粒、がタイトルです。
もしも自分が雨粒だったら、という歌詞ですw
全然感情移入出来ませんw
自分が雨粒で、今と同じ意識があったらどう思うかな?と思って書いたのです。
地球システムは、海から水が蒸発して、雲になって、雨が降って、川から海に流れて、また蒸発して……と水が循環します。
この循環に巻き込まれたら……という想像です。

使った楽器は、エレピ、ベース、ドラム、琴、ピアノがちょっと。
意外と少ないです。
エレピのエフェクトで左右に音が広がったり、ちょっとだけ音程が揺らぐ効果があったりするので、音が詰まった感じになっていますね。

サビの歌はオクターブユニゾンでございます。
メロは和風なメロディになりました。
なので、日本語の歌詞の所はお琴とピアノで音を奏でております。

さて、Final Cut Proですが、買っちゃいましたwww
28,800円也。
トライアルの期限が切れて、iMovieで動画つくろーと思って、編集してたのですが、もうイライラライラライララライ!ってなって勢いで買っちゃいました。
一番腹立たしいのが、これはなんでなのか分からないのですが、動画と曲の速度が合わない!!
曲に合わせて動画撮ってるし、デジタルだし、動画の速度が変わっちゃうなんてこと(あえてやらなければ)無いと思ってるんですが、iMovieで編集するとちょっとずつずれてゆくのです……。
Final Cut Proで編集するとそういったことは起こらないので、iMovieのバグなのかなんなのか……。
このiMovieの現象には以前から気付いていて、動画を途中で切って、途中のコマを削除して曲に動画を合わせたりしてたのですが、なんだか無駄でちまちました作業だし、Final Cut Proでその現象起こらないし、もういいや買ったれと。

これで僕のiMacにはProと名のつくソフトがLogic ProとFinal Cut Pro二つになりましたとさ。

I’m shaking my hands in the rain
I’m taking your hands in my brain
Don’t you remember me?
Once upon a time we were “we”
A long time ago

Slip slip away
Wash wash away the pain
Drip drip away
Splash splash away in the drain

Until the Sun beams its ray
Smiles this way
Please don't say
Just stay

I say again and again
Even if it is in vain
I’m gonna drift in the sea
Come together and feel free
Until we will grow

La la la la...
What did I see
In this whole world?
Part of the sea
Just say the word
Let it rain rain rain

川から海に流れて
宙に舞う蒸気か弱く

明日の姿は
また落ちる
この雨粒

Go through the cycle again
Flow to the sea 'n evaporate
Keep me from going insane
I won't be around at this rate
Filter right in to you 

I’m shaking my hands in the rain
I’m taking your hands in my brain
Don’t you remember me?
Once upon a time we were “we”
A long time ago

2014/06/11

'Til I Die

♪The Beach Boys 'Til I Die




録音:2014年
機材:iMac Logic
楽器:Greco Bass
YAMAHA L-5

ティル・アイ・ダイ、楽器入りバージョンです。
前回ちらっと書いた、エンドレス・ハーモニーというアウトテイクとか別バージョンがたくさん入ってるアルバムに収録されているバージョンです。
オリジナルアルバムのバージョンは、いきなり全楽器とコーラスから始まりますが、こちらのバージョンは楽器のみの長めのイントロから入ります。
ベースとヴィブラフォン、オルガン、アコギ、ドラムと増えてゆきます。
で、突然、僕は海に浮かぶコルクだーーと、コーラスが始まります。
ドラマティックじゃあーりませんか。
ティル・アイ・ダイをはじめて聞いたのはこちらのエンドレス・ハーモニーのバージョンが先だったのでこっちのほうが馴染みがあります。
あの暗いジャケットのサーフズアップのアルバムを聞いたのはだいぶ後だったような気がします。

エンドレスハーモニーの収録曲はこれ。
ビーチボーイズ好きならタイトルと括弧内を見ただけで聞いてみたくなりますでしょう。

 1. Soulful Old Man Sunshine (Writing Session Excerpt)
 2. Soulful Old Man Sunshine
 3. Radio Concert Promo 1
 4. Surfin' Safari/Fun, Fun, Fun/Shut Down/Little Deuce Coupe/Surfin' U.S.A. (Medley) (Live) (1998 Digital Remaster)
 5. Surfer Girl (Binaural Mix)
 6. Help Me, Rhonda (Alternate Single Version) (Mono)
 7. Kiss Me, Baby (Stereo)
 8. California Girls (Stereo Remix)
 9. Good Vibrations (Live - Rehearsal)
10. Heroes And Villains (Demo)
11. Heroes And Villains (Live)
12. God Only Knows (Live - Rehearsal)
13. Radio Concert Promo 2
14. Darlin' (Live) (2000 Digital Remaster)
15. Wonderful/Don't Worry, Bill (Medley) (Live)
16. Do It Again (Early Version)
17. Break Away (Demo)
18. Sail Plane Song
19. Loop De Loop (Flip Flop Flyin' In An Aeroplane)
20. Barbara
21. 'Til I Die (Alternate Mix)
22. Long Promised Road (Live)
23. All Alone
24. Brian's Back
25. Endless Harmony (Digitally Remastered 98)





  ブライアンは片耳の不自由を理由として、長い間ステレオミックスを作りませんでした。
でもブライアンのアレンジって楽器がとっても多いので、やっぱりステレオの方がきれいに聞こえます。
なので、こういったアルバムでトゥルーステレオミックスが出るのはうれしいものです。
キス・ミー・ベイビーもカリフォルニア・ガールズもステレオで聴くと新たに音を発見できたりして嬉しいですね。
エンドレス・ハーモニーと同様にレア・トラック満載のホーソーン、カリフォルニアというアルバムもあります。
こっちもアカペラミックス、ステレオリミックス、別バージョン等々ファンにはたまらない内容になっておりました。
これもタイトルと括弧内で心躍るので、載せますw
しかもこちらは二枚組みです。
スタジオセッションの音源とか、面白いですよ。
全員一流のスタジオミュージシャンばかりで、曲のアレンジが出来上がっていく過程を垣間見ることができます。
腕利きミュージシャンたちを統率するブライアンの指示も聞けます。
レコーディングセッションは、ペットサウンズ、スマイルとも今は聞くことができます。
非常に興味深いです。

DISC1
  1. Mike Love Introduced Surfin'
  2. 3701 West 119th Street, Hawthorne, California: The Surfin' Rehearsal (2001 Digital Remaster)
  3. Happy Birthday Four Freshmen (2001 Digital Remaster)
  4. Mike On Brian's Harmonies
  5. Their Hearts Were Full Of Spring (Live Rehearsal) (2001 Digital Remaster)
  6. Surfin' U.S.A. (Demo) (2001 Digital Remaster)
  7. Surfin' U.S.A. (Backing Track) (2001 Digital Remaster)
  8. Carl Wilson Radio Promo
  9. Shut Down (Live) (2001 Digital Remaster)
10. Little Deuce Coupe (Demo) (2001 Digital Remaster)
11. Murry Wilson Directs A Radio Promo
12. Fun, Fun, Fun (Backing Track/Instrumental, 2001 Digital Remaster)
13. Brian's Message to "Rog" (Take 22)
14. Dance, Dance, Dance (Stereo Remix) (2001 Digital Remaster)
15. Kiss Me, Baby (A Cappella Mix) (2001 Digital Remaster)
16. Good To My Baby (Backing Track) (2001 Digital Remaster)
17. Chuck Britz on Brian in the studio
18. Salt Lake City (Session Highlights) (2001 Digital Remaster)
19. Salt Lake City (Stereo Remix) (2001 Digital Remaster)
20. Wish That He Could Stay (Session Excerpt) (2001 Digital Remaster)
21. And Your Dream Comes True (Stereo Remix) (2001 Digital Remaster)
22. Carol K Session Highlights (2001 Digital Remaster)
23. The Little Girl I Once Knew (Alternate Version) (2001 Digital Remaster)
24. Alan and Dennis Introduce Barbara Ann
25. Barbara Ann (Session Excerpt) (2001 Digital Remaster)
26. Barbara Ann (Master Take Without Party Overdubs) (2001 Digital Remaster)
27. Mike on The Everly Brothers
28. Devoted To You (Master Take Without Party Overdubs) (2001 Digital Remaster)
29. Dennis Thanks Everybody/In The Back Of My Mind (2001 Digital Remaster)

DISC2
  1. Can't Wait Too Long (A Cappella Mix) (2001 Digital Remaster)
  2. Dennis Introduces Carl
  3. Good Vibrations (Stereo Track Sections) (2001 Digital Remaster)
  4. Good Vibrations (Concert Rehearsal) (Live) (2001 Digital Remaster)
  5. Heroes And Villains (Stereo Single Version) (2001 Digital Remaster)
  6. Vegetables Promo (Instrumental Section) (2001 Digital Remaster)
  7. Vegetables (Stereo Extended Mix) (2001 Digital Remaster)
  8. You're With Me Tonight (2001 Digital Remaster)
  9. Lonely Days (2001 Digital Remaster)
10. Bruce on Wild Honey
11. Let The Wind Blow (Stereo Remix) (2001 Digital Remaster)
12. I Went To Sleep (A Cappella Mix) (2001 Digital Remaster)
13. Time To Get Alone (Alternate Version) (2001 Digital Remaster)
14. Alan and Brian talk about Dennis
15. A Time To Live In Dreams (2001 Digital Remaster)
16. Be With Me (Backing Track) (2001 Digital Remaster)
17. Dennis introduces Cotton Fields
18. Cotton Fields (The Cotton Song) (Stereo Single Version) (2001 Digital Remaster)
19. Alan and Carl on Break Away
20. Break Away (Alternate Version) (2001 - Remaster)
21. Add Some Music To Your Day (A Cappella Mix) (2001 Digital Remaster)
22. Dennis Wilson
23. Forever (A Cappella Mix) (2001 Digital Remaster)
24. Sail On, Sailor (Backing Track) (2001 Digital Remaster)
25. Old Man River (Vocal Section) (2001 - Remaster)
26. Carl Wilson
27. The Lord's Prayer (Stereo Remix) (2001 Digital Remaster)
28. Carl Wilson - Coda



動画の冒頭は、ベースの波形とヴィブラフォンの譜面画面です。
いずれもLogicをキャプチャしたものです。
MIDI録音すると勝手に譜面が作成されます。
この譜面、♯1つ(キーG)にしていますが、調合が一番少なくなるので、Gにしただけです。
コードをコピーして録音したわけですが、なんだかキーがわからない、ブライアンらしい変ったコード進行です。
ベースは、MIDIではなくライン録りしているので、譜面はありません。
前半はこの二つの動画を合わせたやつ、後半はアカペラで使った動画の使い回しです。

動画作るたびにiMacの容量がやばいよ~と警告してくるので、古いのを消したりして作っています。
自転車操業状態です。

2014/06/04

'Til I Die (A Cappella)

♪The Beach Boys 'Til I Die


録音:2014年
機材:iMac Logic

ビーチボーイズのティル・アイ・ダイです。
アルバム、『サーフズ・アップ』に収録されていました。
1971年に発売されたようです。
この頃のビーチボーイズはぱっとしませんね。
ブライアンがスマイル失敗してドラッグに溺れてぶくぶく太っていった時期でしょうか。
スマイルの中ではぴかっと光っていたサーフズ・アップもなんだかこのアルバムにあると魅力が半減してしまいます。
アルバムジャケットも暗いし……。

ティル・アイ・ダイを僕が初めて聞いたのは、『エンドレス・ハーモニー』というアルバムで、ビーチボーイズの未発表音源満載のアルバムでした。
それに収録されていたバージョンは、ベース、ヴィブラフォン、オルガン、と楽器が増えていき、突如ボーカルが始まる構成になっていました。
このバージョンのヴィブラフォンがとても綺麗で好きです。
ボーカルがはいるドラマチックな感じも好きです。
歌詞はビートルズのビコーズみたいな雰囲気ですね。
影響されたのかな。
コーラスは、和音の選択が変わっています。
ブライアン特有ですね。
冒頭は、低いG(Maj7)、E♭、高いCと、離れた音域でハモっています。
変わっています。

今回のカバーはボーカルのみです。
10〜12声くらい入っております。
画面は10人です。

この画面分割ができるのもFinal Cut Proトライアルが使える間だけです。
あと10日らしいです。
さて、買うか買うまいか、どうしましょ。