2014/07/26

天の川 (Milky Way) Instrumental

♪MaryAnn & Yuji 天の川 (Milky Way)




録音:2014年
機材:iMac Logic

四十五分ほど電車に揺られて、駅に到着するとそこそこの人がいます。
人ごみというほどではありません、もう夕方なので、学校帰りや仕事帰りの人々が歩いています。
駅から五分ほど歩いて、知らなければ気付かないような狭い路地に入ります。
そこから五メートルほど進むと、下に向かう急な階段があって、ゆっくりと、踏み外さないように降りていきます。
するとオンボロのドアが見えてきます。
看板の様なものが貼ってありますが、読めません。
多分五十年は経っているであろうそのオンボロドアを開けると、カビ臭い匂いが立ちこめてきます。
恐る恐る中を見ると、右手にバーカウンターがあって、目が開いているのか閉じているのか分からないじいさんが、清潔な布巾でグラスを拭いています。
正面にはステージがあります。ステージのから手前には、丸テーブルが七個置いてあります。
前から二番目のテーブルが空いてます。あそこの椅子に腰掛けましょう。
Oops! その前に、カウンターのじいさんから冷たいビールを受け取りましょう。
ビールを飲みながら、しばらく経つと、ステージにぞろぞろと人が現れ始めました。
ステージ右側にサックスを持った人が三人、トランペットが三人、中心にドラム一人、ドラムの少し左にウッドベース一人、そして、左端にあるグランドピアノの前に女性が座りました。
演奏が始まるようです。静かです。
椅子がきしむ音、咳払い、楽器を準備する音、じいさんの扱うグラスの音。
喋っている人はいません。
みんな、緊張の面持ちでただ座って待っています。
ステージ上の人たちがアイコンタクトをとりました。
準備が出来た様子です。


というシチュエーションだと自己暗示をかけて聞いて下さいw
思い込みは便利です。
地下の、古びたジャズバーで聞いてると、思い込んで下さい。
そしたら楽しいんじゃないかと。

シンプルなメロディ思いついて、ビッグバンドみたいな音にしよ〜と思いました。
ドラム入れました。ベース入れました。管楽器入れました。
さて、ピアノ、あれ……、ジャズピアノ弾けない^^;
がーん!
ジャズピアノ入れたいー!アドリブも入れたいー!
よぉし、ぐへへ、MaryAnnさんに頼もう!
というわけで、今回ピアノはMaryAnnさんの生ピアノです!!!!!
ひゃっほう!
ピアノ無しの音源をMaryAnnさんにお送りして、弾いて頂いたピアノの音源だけ送ってもらいました!
やっぱりソフトウェア音源よりも生音源のほうが良いですね!
この生々しさというかライブ感というか!
もう自分じゃ弾けないようなフレーズバンバン出てきてテンション上がりますよ。
ドラムソロのスネアとフレーズ合わせるところとか、いっちばん最後のグリッサンドとドン!と低音で終わるところとか、こういうのはもうセンスですよね。
最後転調前の全員で会わせてる感じのところは、MaryAnnさんのピアノの伴奏の入り方がシンコペーション使いまくりでかっこいいので、それに合わせて作ってみました。
ベースソロも、MaryAnnさんのピアノソロ練習版の音をコピーして作りました。
ビッグバンド風じゃなくて、ピアノトリオでもいけるなぁ〜と思っております。
そうしてさらに、図々しい僕は、アドリブ弾いている映像を依頼するという暴挙に出ました(汗)。
アドリブで弾いて頂いているので、前に弾いた演奏と全く同じ様に弾いて、それを撮影するなんて大変に決まっています。
にも関わらず、一日ほどで動画送って頂いちゃいました。
なんとお礼を申し上げて良いのやm(_ _)m
MaryAnnさんありがとうございました^^
MaryAnnさんのチャンネルはこちら

久々に歌なし曲のアップになりました。
こないだ渋谷の路上で女の子二人がトロンボーンとトランペットで演奏してるの見ましたが、ああいう子に声かけて演奏頼んだらどうなるんでしょうw
警察呼ばれるかなw

2014/07/16

Man In The Mirror

♪Michael Jackson Man In The Mirror



録音:2014年
機材:iMac Logic

Michael JacksonのMan In The Mirrorです。
マイコーの曲はHuman Natureぶりです。
見てみたら2011録音とのこと。3年振りです。
てか、YouTubeにアップ始めてから何年経ったのかなーと見てきたら、
初投稿が2010年8月7日のアクロス・ザ・ユニバース。
えー!! もうすぐ4年経つのか!!
まだ20代だったんだなw
本当に月日が経つのは早いですね。

Man In The Mirror、良い曲です。
タイトルは、鏡の中の男ということで、これは自分のことですね。
メッセージ性の強い曲のようです。

あ、鏡に向かって話しかけ続けると発狂するらしいですよ。
自分が誰なのかわからなくなるとか。
なんかで読みました。関係ないけどw

後半のゴスペル的なコーラスとマイコーのシャウトの合わせ技は圧巻です♪
で、そのゴスペル的なコーラスを再現しようと試みました。
おかげで編集に時間かかりました〜。
ゴスペルってたくさんの人が歌うので、まず録音に時間かかります。
4〜5パートを2回ずつ歌いました。
これだけだとただのダブルトラックなので、いろいろエフェクトかけて試行錯誤しました。
声が多いとすぐ音が割れちゃうので、まずは、イコライザとコンプレッサとリミッタかけます。
これはいつもやってますが。
ここ失敗すると音割れして汚い音になっちゃいます。
最終的に、各パートにSpreaderという一つの音を左右に振り分けるエフェクト。
それから、SpaceDesignerで教会的な空間で歌ってるように聞こえる様にしました。
あと、ちょっと長めのリバーブを深めにかけました。
結果、こういう風に聞こえます。
ゴスペルっぽくなってますかね〜
どうしても、声の種類が一人なので、イマイチ大勢で歌ってる感が出ないのが悩みです。
30人くらいの紳士淑女を集めてコーラスやってもらえたらいいですね!
アウトロのマイコーのアドリブっぽいシャウトもかっこいいですが、さすがにこういうのは真似できないなぁーと思いました。
黒人ってこういうの巧いですよね。

リードボーカルは高くてキツいです。
マイコーは裏声なのか、地声なのか、分からない高音を出しますよね。
ミックス、とかいうやつなのかしら。
とにかく高いです。Will You Danceより高いですw

動画は、音の編集で疲れたので、以前撮った動画の使い回しですw

2014/07/05

Will You Dance?

♪Janis Ian Will You Dance?


録音:2014年
機材:iMac Logic

Janis IanのWill You Dance?です。
日本でもCMやらドラマやらで起用されて有名な曲ですよね。
ジャニスの曲、この曲しか知らないんですが、昔からやけに耳についていて、好きなんです。
ピアノの左手のフレーズと、右手のフレーズとユニゾンで歌われるメロディが心地良いです。
ほぼずっとハモっていて、綺麗な響きが良いですね。
キーはオリジナルと同じです。
女性の声なので、裏声で歌っています。
裏声でもこの辺りの音は出しやすいとかあるんですよ。
僕にとってこの曲のキーは裏声で歌いやすい音域です。
これより低いと裏声では出せないし、高いとさすがにキツくて出ません。
楽器はオリジナルと同じく、ピアノ、アコギ、エレキベース、ドラム、以上!
なんてシンプルで印象的な伴奏でしょうか。

Will You Dance?なんてタイトルだから楽しい曲なんだと思ってましたが歌ってみたらそんな内容じゃあないようですw
なんかバレエみたいな感じだと思ってましたw
階段の吹き抜けで泣いている人はいるわ、道でパニックが起きるわ、なんか良くわかんないけど血流したりしてる人までいるようです。
「死」という言葉も出て来るし。
この曲には、ご乱心の姫が踊り狂ってるようなダンスがいいんじゃないでしょうか。
姫には会ったこともないニキビヅラのフィアンセがいます。
隣国の王子です。
政略結婚というやつです。
しかし姫には密かに思い慕ってる人がいました。
お城の使用人たちの目を盗んでは、こっそり誰もいない湖畔なんかで会ったりしていました。
湖畔にはモンシロチョウとかが飛んでたりしますw
でもその人は姫とは結婚出来ない身分なんです。
駆け落ちでもしてやろうyかと思うけれど、行く当てもないし、生活力も無いし、のたれ死ぬような気がしました。
部屋の小窓から見える一般市民が楽しそうで楽しそうで仕方ありません。
夜になっても、ずっと独りで部屋の窓から外を見ていました。
そしたら急に、国のこと、親のこと、恋人のこと、いろんなことが一気にどっと降りかかって来て身悶えしました。
夜中になるまで悩んで悩んで、それでも答えは出ません。
なんにも、どうにもなりません。
そうして、姫はぷっつん。
ロウソクに火をつけて、それを両手に携えて、城内を狂気のダンスでくるくる回りました。
Will you dance? Will you dance?と歌いながら、きゃっきゃと笑っています。
城の者達は飛び起きて、止めようとします。
ロウソクの火がいくつかのカーテンに燃え移りました。
焦げた臭いと姫の笑い声が城内を包みました。
空が明るくなりかけた頃、姫と火をどうにかこうにか鎮静させました。
翌日、姫ご乱心のニュースが国内外を駆け巡って、それから様々、良くない事が続きました。