2010/08/28

白い一日

♪井上陽水 『白い一日』



録音:2010年
機材:iMac GarageBand
楽器:YAMAHA L-5

『Don't Get Around Much Anymore』の録音中に気分転換で録音。
作詞が小椋佳、作曲が井上陽水。
小椋佳さん、東大卒の元銀行員です。すごい経歴ですね。
美空ひばりで有名な『愛燦々』とか『シクラメンのかほり』とか作曲した偉い人です。
日本人なら聴いて欲しい作曲家の1人です。
今でもコンサートやってるみたいです。行ってみたい。

この曲は作詞だけですが、冒頭から哀愁でまくりです。

Don't Get Around Much Anymore

♪Paul McCartney 『Don't Get Around Much Anymore』



録音:2010年
機材:iMac GarageBand
楽器:Fender Telecaster
Greco Bass
Korg Trinity Plus

Paul McCartneyの『Снова в CCCP』に収録されていた曲。
オリジナルは、Duke Ellingtonが作曲したジャズナンバーです。
ジャズバージョンもなかなかいいですよ。
それをロック風にアレンジした曲であります。

Paul McCartneyが演奏した曲としては、別にメジャじゃありませんが、ときたま、あっ録音したいな、と思う曲があるんです。それがこれです。
こういうノリノリのオールディースっぽい感じ、好きなんですね。
コードは簡単なので、15分くらいでコピー完了。
こういう曲は、コードだけコピーすればあとは雰囲気で演奏します。
完全コピーの欲求にかられるのは、『God Only Knows』とかああいう曲ですね。
全部解剖してやりたい、みたいな。

『Your Own Eden』の時と同様、まず、ドラムのトラックを作成しました。
TASCAM時代は、YAMAHAのSY77でドラムを打ち込んでいました。
画面が液晶(GAME BOYみたいな画面。若い人は知らなかったりして…)だし、小節のコピーや削除も面倒。
GarageBandではMIDIが使えるので、ドラムのMIDI音源を使おうかとも思いましたが、GarageBand内蔵のドラムパターンの方が生音っぽいし、MIDIのステップ録音の方法が面倒そうだったので、こちらを使用しました。
このドラムパターンは、全部で何種類あるだろう。めっちゃあります。
この中から、雰囲気の近いドラムを選択します。いろんなドラムがあって楽しいです…。

どのドラムを使うか決まってしまえば、あとは作業画面にドラッグするだけです。
ドラッグって薬じゃないですよ。
やり方は、使ってみれば一目瞭然。曲のパート毎に見合ったものを選んでいきます。
というわけで、リズムトラックが完成。

次は、ギー太、じゃなくてギターとベースを録音しました。
GarageBand内蔵のエフェクタをかけます。この曲には「New Nashville」が合いそうです。
少し、エコーが強いので、弱めました。
ベースも同様です。「Rock Bass」を選択して録音。
ライン録りできる楽器は、夜でも録音できるからいいですね。もちろんヘッドフォンがあれば、の話ですけど。ヴォーカルは夜録音すると迷惑ですから。もちろん近所に人がいれば、の話ですけど。

iPhoneとかiPadにUSB端子があれば、カラオケBOXとかで録音できるなぁと思ったのですが、調べたところついてませんでした。まだ購入は先かな。

次に、ピアノを録音しました。
MTR時代は、家にあるアップライトピアノを使って録音していましたが、今は重たいデスクトップパソコンを別の部屋に運ばなければならないので、KORG Trinity Plusを使います。
って録音してから気づきましたが、iMacよりTrinityの方が重い…。
iMacをピアノの部屋に持って行った方が楽だったか^^;。
Trinityの「Acoustic Piano」で録音。これもギターやベース同様、雰囲気で録音。雰囲気が出りゃあいいんです。ノリが大事です。

演奏のトラックはすべて完了して、今度は、ヴォーカル。
歌詞はネットで検索。サビがちょっとさみしいので、ハモリを入れて完了。

そういえば、僕はミキシングとかマスタリングとかについて何も知らない。
難しいなと思いました。音のバランスとか、イコライザのかけ方とか。なんかコツがあるのでしょうか。
こういうことに関する良書があれば紹介して下さい。
あ、打ち込みDTM用の本は結構ありましたが、そういうものではなくて、楽器を録音したものを対象にした本が読みたいです。

2010/08/27

Blackbird

♪The Beatles 『Blackbird』



録音:2007年
機材:iMac GarageBand
楽器:Morris W-20

The Beatlesの『The Beatles』というアルバム収録の曲。通称ホワイトアルバムというやつですね。
The Beatlesが好きでアコースティックギターを弾く人はみんな弾きたくなる人気ナンバー。
僕も中学生の時から練習していました。

みんな結構間違えているのが、弦の弾き方。
指三本で弾く人が結構いますが、Paul McCartneyがこの曲を弾いている映像をよく見て下さい。
彼は指二本で弾いています。
最初に、ベース音とトップの音を親指と人差し指で弾いて、あとは人差し指でストロークする、という弾き方です。
独特ですね。
多分彼の癖でしょう。コピーする時大変なのって人の癖ですね。
あ、彼なんて言っちゃってますが、別に友達ではありません。

弾いている人の意識が入っていないと、真似する方は大変なんです。
意識的にこう弾こう!と思って弾いている音の方が、真似する方も同じ意識を持てばいいわけですから簡単です。
『Mother Nature's Son』とか『Junk』とか『Calico Skies』に至るまで全部この弾き方だと思います。

投稿した音源は、iMacの内蔵マイクで一発録音したものに、もう一度ギターと歌を重ねたものです。
内蔵マイクなので音があまりよくありません……

2010/08/18

Heroes And Villains

♪The Beach Boys 『Heroes And Villains』



録音:1999年
機材:TASCAM 8トラックMTR 手元にないので詳細不明
楽器:Morris W-20
YAMAHA SY77
編集:2010年 GarageBand

The Beach Boys 『SMiLE』収録予定だった曲です。
『Smiley Smile』に収録されました。

この曲の断片は無数に、☆の数ほど存在します。
『Good Vibration Box』でその断片たちを聴く事ができます。
もの凄いですよ。狂気を感じますね。

この曲もモノラルしか持ってなかったので、コピー大変でした。
特にコーラス。はっきり覚えていませんが、たしか10人分くらいのコーラスを入れたはずです。
8トラックのMTRを使いましたが、それでも足りなかったのです。
ピンポンによる音質劣化に悩んだ僕は、考えました。
あ! 4トラックMTRにコーラスを入れて、それを8トラックMTRの中の1トラックに入れようと。
機材が二台あるから出来る業です。
この方法でトラック数の少なさをカバーしました。
今ならこんな悩みないですね^^;

後に、『HAWTHORNE,CA』というアルバム(このアルバムもステレオリミックス、レアトラック満載!)にこの曲のステレオリミックスバージョンが収録されました。
モノラル版で聴いていた時は、「My children was raised ~」の箇所で「Boys and Girls」というコーラスが入ってる事に気付きませんでした……
くやしいです!

結構な労力を費やしたのにぃー

この音源もGarageBandにTwo Mixを入れて、リバーブをかけました。

2010/08/13

Your Own Eden

♪Akane 『Your Own Eden』




録音:2010年
機材:iMac GarageBand
楽器:Morris W-20
Greco Bass
Fender Telecaster
Korg Trinity Plus

Your Own Eden についてのまとめ記事はこちら


今までの曲は全部、1998年〜2000年の録音でした。
この曲は一気に時が経って2010年の録音です。

この曲、知ってますか?
題名を見ても、多分、知らなーい、と思うでしょうが、仕方ありません。
この曲、売ってませんから。
でも日本在住でテレビを観る人なら一度は耳にしたことがあるはずです。
資生堂MAQuillAGEのCMソングです。と言っても今のCMではなく、最初のCMです。この曲をバックに東京の風景とモデルさん4人。
なんか爽やかでした。テレビを観てたらなんとなく耳について、またMAQuillAGEのCM観たいなって、化粧の趣味はないけれども、思っていました。
CMって15秒くらいですから、イントロだけ流れてCM終了。
この曲はこの先どうなってるんだ。誰の曲? 洋楽? ?題名は!? 作曲したの誰!? 好きになった曲は必ず作曲者が気になる自分。
何度もMAQuillAGEのHPを彷徨う自分。
人に見られたら女装に目覚めたと思われても仕方ない。

インターネットをサーフィンしまくって、やっと見つけました。この曲の情報。
ThirtiethというCMソングの製作などをしている会社のHPで発見。
しかも試聴可能!!(現在は曲の紹介はされていますが、試聴は出来ません)この会社は他にもたくさんCMの曲を製作していて、試聴できます。質高いですよ。

かくして僕は、曲の全編を聞くことが出来たのです。いろいろ発見がありました。
この曲は、MAQuillAGEのCMのために作られた曲でした。
歌はAkaneという女性。作曲:中谷靖、作詞:Morgan Fisher。シンプルでいい曲です。ネットで見た限りでは、僕と同じようにこの曲が気になっている人が結構いて、CD発売されないかなぁと淡い期待を抱いていたところ、山田タマルという人が日本語で録音し、CDが販売されました。
こんなこと書くとシバかれるかもしれませんが、ちょっとゴツゴツした感じの印象を受け、多分ドラムとベースの影響だと思いますが、爽やかさが削がれたかなという感じがしました。
イントロのベースのユニゾンはいらないかな。
他にも、アレンジが違うバージョンはCDになっています。
シバかれるのを覚悟で書きますが、それでも僕は最初のバージョンが好きです。
このバージョンは結局発売されていません。
僕は、試聴の音源を録ってありますが、音質が悪いです。高音質版を手に入れる方法はないのでしょうか。販促用CDとか。
確かMAQuillAGEのCMが放送され始めたのは2004年暮れか2005年初めくらいだったと思います。
5年越しに録音してみたというわけです。
お手本は音質の悪い試聴用のものですが、演奏はシンプルなので、コピーは簡単でした。

まずは、ドラムやパーカッション等、リズムトラックを作ります。
アコースティックギターと歌を最初にさらっと入れて、曲のアウトラインがわかるようにしてから作業。
イントロからタッタッタッタッとスネアが軽やかですからね。これは重要です。
GarageBand内蔵のドラムパターンを使用しました。パターンが変わるとスネアの音色が変わるのが気になりますが…。
言わなければ結構わからないものです。
ドラムのフィルインはGarageBandにパターンが無く、適当なものが見つからなかったので、MIDIのドラムを追加。

ギターリフがこの曲の要です。ただのコードのアルペジオですが。
メロの部分の、ンッチャ、ンチャッチャーという部分も重要です。
楽器の数が少なくすっきりしたアレンジですね。ですよね?

印象的なオルガンとイントロと途中に入っているシタールのような音(なんの音だろう?)は、KORG Trinity Plusを使いました。
オルガンの音色でだいぶ迷いましたが、「Gospel Organ」が近そうなので、これを使用。オルガンもいい味出してますので重要です。
グリッサンドはステップ録音では難しいですね。やっぱり手で弾くのが一番です!
シタールみたいな音は、なるべく近いものを選んだつもりですが、イマイチかな。

残るは、アコースティックギターとヴォーカル、口笛です。全編に渡ってアコースティックギターが入っています。
歌が始まる直前のアコースティックギター、心躍ります。躍りますよね?
次に、口笛を録音、と思ったのですが、口笛でこの曲の高さ、出ない…。
1オクターブ下で吹いて、GarageBandの「Vocal Transformer」で1オクターブ上げてみましたが、不自然すぎる。
Trinityで、「Ocarina」とか「Recorder」とかの音で試したけど、ボツ。
誰か吹ける人にやってもらうかぁ…。
というわけで、口笛は断念して、ヴォーカルを録音しようと思ったところ、歌詞がどこを探してもない…。
山田タマルの日本語バージョンはすぐ見つかりましたが、Akaneバージョンの英語の歌詞が見つからない。ので、歌詞も耳コピしました。
自分で聞きとった歌詞は、文法的におかしいところがあるので、多分間違っているでしょう。でも聞こえた通りに歌えばいいんです。
日本人は英語の発音が下手ですから、歌が上手くても、英語の曲を歌うと発音がおかしくて、聞くのがいやになってしまう場合があります。
しゃべる時は発音悪くても、通じればいいけど、歌の時はやっぱり発音大事です。曲の雰囲気壊れます。
外国語の曲を歌う場合は、歌詞を「読んで」覚えるのではなく「聞いて」覚える方が良いんです。「聞いて」覚えた後、歌詞を「読む」方が、歌った時自然に聞こえます。

GarageBandで一から、本格的に録音したのは、この曲が最初です。
TASCAMのカセットテープのMTRよりかなり便利です。
やっぱり、デジタルって便利ですね。
便利が必ずしも良い、というわけではありませんけど。

Oh My Love

♪John Lennon 『Oh My Love』



録音:1998年
機材:TASCAM porta two
楽器:Fender Telecaster
Greco Bass
KAWAI upright piano
編集:2010年 GarageBand

John Lennon 『Imagine』収録の曲です。
小野洋子と出会った後の曲ですが、なんとなく日本ぽい雰囲気がしませんか?
僕の気のせいですか? どうですか?

John Lennonてロックンロールを歌ってもピカイチですが、バラードを優しく歌うと声のハスキーさが際立って、ぞくっとします。
でも、僕のカバーにそのハスキーさは無いですよ。すみません。

これはシンプルにTASCAMでエレキ1、ベース1、ピアノ1、歌1で4トラック。
本当は、もう一つニッキーホプキンスの綺麗なピアノが入っているのですが、トラック不足で断念。
Two MixをGarageBandに入れて、歌を一回重ねてあります。

2010/08/12

Yesterday

♪The Beatles 『Yesterday』



録音:1999年
機材:TASCAM porta two
楽器:Morris W-20
編集:2010年 GarageBand

言わずもがなの名曲。
録音はTASCAMにマイクを二本挿して、ギター弾き語り。
ギターにマイク一本、歌にマイク一本という感じで。

投稿してある音源は、TASCAMからミックスダウンしてあったものをGarageBandに入れて、リバーブをかけたものです。

高校生の時、学校のライブでこの曲をエレキギターで弾き語りしました。
完全に他のバンドからは浮いていましたが。
先生達に評判が良かったですw
懐かしい。

2010/08/08

I Just Wasn't Made For These Times

♪The Beach Boys 『I Just Wasn't Made For These Times -COVER-』



録音:2000年
機材:TACAM MTR 8トラック 手元にないので詳細不明
楽器:YAMAHA SY77
Greco Bass

『Pet Sounds』が続きます。飽きましたか?もう少しお付き合い願います。
この曲は短いので、ご安心を。最初だけです。
これも8トラックMTRで録音しました。SY77で2トラック、SY77を入れながらベースを録音したので、残り6トラックありました。
メインヴォーカルを2トラック録ってもまだ4トアックの空きがあったので、勝手にコーラスをプラス。
この曲は、僕の録音したものには入ってませんが、オリジナルにはテレミンが入っています。
最古の電子楽器と言われている、あれです。
ロシアの科学者が作りました。ホラー映画なんかで一時期よく使われていたようです。

邦題は『駄目な僕』。邦題っていつも読むと「ん?」と思ってしまうので、あまり好きじゃないんです。
この曲の題名は、直訳すると、「僕はただ、この時代のため作られたのではない」という意味です。
裏を返せば、「時代が僕についてこられていない」とも理解できます。
なので『駄目な僕』は意味が逆なような気がします…。
どうでしょう

『Pet Sounds』収録曲の録音はこれで全部です。すべて同じ時期に録音しました。
高校三年生。はまっていましたね。

God Only Knows

♪The Beach Boys 『God Only Knows』



録音:2000年
機材:MD MTR 4トラック 手元にないため詳細不明
楽器:YAMAHA SY77
Morris W-20
KAWAI upright piano
Greco Bass
編集:2009年 GarageBand

これも『Pet Sounds』の収録曲。
Paul McCartneyも大好きな曲だそうです。
最後の輪唱のようなパートがとても綺麗です。

他の『Pet Sounds』収録曲同様、コピーに非常に苦労しました。

で、今聞いてみると楽器が足りないところがあって気になります……
ベースもエレキとアコースティックでオクターブユニゾンしてますよね。
当時、気付かなかった。
モノラル音源だったからかもしれません。
今は、Pet SoundsのBOX SETで、モノラル、ステレオ、カラオケバージョン、ヴォーカルだけバージョン全部聞けます。
そういえば初めて、ステレオで『Pet Sounds』聞いた時は緻密なアレンジに驚きました。
こんなのをBrian Wilsonは1人で仕切っていたのでしょうか。
すごい。
演奏収録中のセッションもBOX SETに収録されています。
『Pet Sounds』が好きな人は必聴です!


知人にMDのMTRを借りて録音しました。
演奏で4トラック使いました。歌で8トラック使っています。
4トラックでは足りません。これもピンポンしました。
デジタルなので音質の劣化は少なかったです。

YouTubeに投稿した音源は、2009年にGarageBandに入れ直して、再編集してあります。
元の音を消さずにピンポンしてましたので、12トラック分、一番良い音質のものを使用することができました。

2010/08/07

The Man I Used To Be

♪Jellyfish 『The Man I Used To Be』



録音:1998年
機材:TASCAM porta two
楽器:Morris W-20
Fender Telecaster
KAWAI upright piano
YAMAHA SY77

Jellyfishの『Belly Button』の冒頭を飾る曲です。
YAMAHA SY77でピアノ、アコギ、エレキ以外を作って『Let's Go Away For Awhile』と同じような感じで録音。
したのはいいのですが、歌えないので、伴奏だけ。。
歌える人いたら、歌いれて下さい。

Let's Go Away For Awhile

♪The Beach Boys 『Let's Go Away For Awhile』



録音:1999年
機材:TASCAM porta two
楽器:Morris W-20
Fender Telecaster
KAWAI upright piano
YAMAHA SY77
編集:2010年 GarageBand

The Beach Boysの、というかポップスの超名盤『Pet Sounds』収録曲。
『Pet Sounds』とこの曲、2曲インストの曲がありますが、こちらのが好きなので録音しました。

Brian Wilsonは作曲方法が本当に不明で、なんでこんなコード進行なのだろう? とコピーしている時に、いつも思っていました。
この曲も出だしからして、変わっています。
ベースがFで、コードがC → D → E♭と進行します。でもベースはずっとFなんです。
コピーする時はたいていベースの音を頼りにしているので、困りました。
F分のDなんて、短三度の音をずっと鳴らすなんて思いませんでしたもん。

Phil SpectorのWall of Soundの影響だと思いますが、楽器がたくさん入っています。
4トラックで1人で録音していたので、全然トラック数が足りませんでした。
なので、YAMAHA SY77でアコースティックギターとピアノ以外の音を作って、TASCAMに録音。
これで、ステレオで2トラック使用。
残りの2トラックにピアノとアコースティックギターとエレキギターを録音。
2トラックに3つ楽器が入ってるじゃないかと思いましたか?
ピンポンしたのです。

編集はGarageBand。
TASCAMで録音した音源を1トラックずつGarageBandに入れ直して、イコライザやリバーブをかけて完成。
なかなか骨の折れる作業でした。ちなみに、骨折したことはありません。

2010/08/06

Wasted

♪Sean Lennon 『Wasted』



録音:1998年
機材:TASCAM porta two
楽器:KAWAI upright piano

Sean LennonはJohn LennonとOno Yokoの一人息子です。知ってるか。
最近、ますますお父さんに似てきました。

この曲は、Sean Lennonのデビューアルバムに収録されていた曲です。
なかなかシンプルでビューティフルな曲です。

録音は、ピアノの弾き語り。
なので、使用したのは1トラックのみ。
2010年にGarageBandに入れ直して、リバーブをかけて完了。

Our Prayer

♪The Beach Boys 『Our Prayer』





録音:2000年
機材:TASCAMの8トラックMTR。現在手元に無いので、機種名不明。


The Beach Boysの『SMiLE』に収録予定だった曲。
『SMiLE』はBrian Wilsonがドラッグとプレッシャでおかしくなっちゃったので、レコード会社がジャケットまで作成したのに、結局発売されず。
2004年にBrian Wilsonソロ名義で再録音されて、発売されました。
でもやっぱり当時のオリジナル音源が聞きたい……


『SMiLE』は公式音源にも随所に登場します。ブートレグも腐るほど出ています。
それらの断片を組み合わせて自分だけのオリジナルSMiLEを作ってる人もたくさんいるようです。


SMiLE収録予定だった曲の断片を聞くと、Brian Wilsonの才能がどれほどのものか分かります。
オリジナリティの塊です。こんな曲どうやって書いたのだろう? と思う曲ばかりです。


『Our Prayer』もそうです。
これ録音した時は、18歳でしたが、なんか、もうハマってたんです。
だから浪人しちゃうんだ。

この音源は、TASCAMの8トラックのMTRで録音しました。
まず、CDを聞きながら、譜面を書くのに一苦労。
当時モノラル音源しか持っていなくて、音を聞き分けるのに、もの凄く苦労しました。
なんとか聞き取って、4つの音のコーラスだと判明しました。
4つの音を2回ずついれて、8トラック使用。
それを左右に振り分けて、リバーブをかけて完成。

完成した時の18歳の僕は、とても満足したのでした。おしまい。

Across The Universe

♪The Beatles 『Across The Universe』



録音:1999年
機材:TASCAM porta two
楽器:Morris W-20
編集:2010年 GarageBand

初めてアコースティックギターで練習した曲です。

The Beatlesのアルバム『Let It Be』に収録の曲。
でも、最初にこの曲を知ったのは、『Anthology 2』に収録のバージョンでした。
こっちのバージョンが一番綺麗で好きです。
『Let It Be』収録のバージョンはストリングスとコーラスがうるさい。
Phil Spectorらしいアレンジですけど。

COVERのギターのオブリガートとハモリは、適当に入れました。

1999年にこの曲を録音した時、実はテープが終わってしまって、2番のサビの直前で切れてしまってます。
GarageBandで切り貼りして無理矢理一曲に聞こえるようにしました。
リバーブもGarageBandです。