2013/09/28

それでいきましょ (I'm Taking That Way)

それでいきましょ (I'm Taking That Way)




録音:2013年
機材:iMac Logic


太宰治の『新ハムレット』という新潮社の短編集の解説にこんな一文がありました。
「『乞食学生』は、(中略)『女の決闘』のしこりをほぐすような浪漫的で奔放なたのしい作品である。」
『女の決闘』というのは、ヘルベルト・オイレンベルグというドイツの作家が書いた小説で、森鴎外がその日本語訳をしたことで知られている作品です。
太宰はそれを読み、ん??と思ったのでした。
そして太宰の感じたその違和感を、作品の随所に加筆するという斬新な小説でありました。
太宰の『女の決闘』は、太宰の知性噴出で、ユーモアのある文体でありながら、作家の性、小説の面白さを解き明かした大変面白い作品なのです。読んでいると集中しすぎて息苦しくなります。
『女の決闘』の冒頭を読むと、本当に太宰というのは、読み易く、ユーモアを織り交ぜながら書くのが上手だと思います。読みやすいからずんずん読んでいると、いつのまにか
本編が始まっていて、その頃にはすっかり作品世界にのめり込んでしまいます。
(しかし「書いた苗字を読めるくらいに消してある」という部分は秀逸ですね。ここは太宰の文ではありませんが)
その『女の決闘』のすぐ後に連載された『乞食学生』は知的に張りつめた雰囲気からはうってかわって、ダメ作家の散歩道中に起こった事件を面白おかしく描写してあります。
こちらはユーモアたっぷりで気軽に読めます。
何が言いたいかというと、重いものの後には軽いものが欲しくなると。ただそれだけですw
作る方も食べる(読む・聞く)方も。

前回アップした夜の太陽は、英語で思いつめたようなメッセージを頂いたりして(英語圏の人でしょうか)、少し重い曲だったのかなと思いました。
重いもののあとに明るい軽いものを作りたくなるのです。毎日焼き肉ばっかり食べる訳にはいきません。
ホンダフィットのCMで流れている曲を聞いたら、こんな明るい曲いいなーとおもって作りました。




それでいきましょ (I'm Taking That Way)

I'm taking that way
neet to play
i'm gonna espouse that way

step on this note
neet to know
I'm gonna place my foot on

well I feel this sounds so good at all
I do bet we gotta listen to
oh well

I'm getting the point
play that song
we gotta tune up the song

keeping the time
and it's time
we're gonna twist and shout!

well I see we'll have a good sunshine
I do feel we gotta wait sunrise 
oh well

let's start to run all at once when i signal you
got it?
then we'll see nothing to lose
while we are running like the wind

I'm taking that way
neet to play
I'm gonna espouse that way

step on this note
neet to know
I'm gonna place my foot on

well Ii feel this sounds so good at all
I do bet we gotta listen to
oh well

2 件のコメント:

  1. 歌詞全文掲載、ありがとうございます!
    Yuさん、歌はもちろんいいですけど、洒脱な文章もいいですね。

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    返信
    1. こちらにもコメントありがとうございます!
      英詩は間違いがありそうですが、まあいーやと思って載せちゃいました笑
      ありがとうございます!!

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