2013/06/23

Apple Pro Training Series Logic Pro 9 : Lesson 6 Programming Drums

さあ、Lesson 6まで来ましたよ。
大体半分まで読んだ事になります。
Lesson6はProgramming Drums。
僕ら孤独な宅録人間に不可能なことの一つがドラムの演奏です。
技術的な問題もあるでしょうが、それより何より、あんなに大きな音を出す楽器をスタジオでもない場所で叩く訳には行きません。
シンセドラムだってドコドコ音が出ます。
僕は一軒家に住んでいます。
マンションやアパートよりはいいかもしれませんが、それでも歌う時やギターを弾くときは外が気になります。
なんだか思いっきり歌えていないような気がしてきていやなんですが、仕方ありません。
ドラムなんぞ叩こうものなら近所で暴動が起きる事でしょう。
GarageBandを使っている事から、内蔵のDrum Loopにはかなりお世話になっていました。
自分の演奏にドラムが加わるだけで曲はがらりと印象を変えます。
それだけ重要なパーツなのです。

Lesson6の冒頭、
In the next exercises, you will choose an existing drum kit and program a drum pattern using Ultrabeat's interface.
Ultrabeatなるものを使ってドラムをプログラムしていく様です。
1トラックでドラムを録音すると、あとでスネアだけ音量上げたいとか、ハイハットをもうちょっと右寄りにとか、そういうことが出来ないのだと思っていました。
それがいやだったので僕は楽器毎にトラックを分けて録音して、あとからいろいろ編集していたのですが、このUltrabeatは1トラックにすべて録音した状態で、各々の設定をいじれるのであります。
これ一つがドラムだけのマルチトラックレコーダと考えて良いでしょう。


Ultrabeat Interface なんといういかつさ……

これで各々の音量、定位、音色等々を設定していきます。
自分の設定がどんな音になったのかは、左下の電源マークを押して、隣の再生マークをクリックすると勝手に演奏が始まります。
ああ、便利ですね。
Lesson6ではプログラムで作った事によるドラムの機械臭さを解消する方法も伝授してくれますが、ここはかなり奥深い。
人間の演奏の癖を感じられないと理解したり違いを感じたりするのは難しいでしょう。
それだけ微妙な音のタイミングを設定するんです。
Logicの教則本ではありますが、ミキシングの基礎とも言えるべきことを随所で語ってくれます。
僕のような何もかも独学の人間にはこういったことは大変嬉しいことです。

●Full View
ドラムパターンを一覧出来る。
クリックするだけで、音を追加・削除出来る。

●ドラムパターンは24まで保存可能。

●ヴェロシティを変更することにより人間らしくランダムにすることが出来る。

●Accentボタンで一音を強調することが出来る。

●ヴェロシティ・ゲートバーでcontrol + click > Alter Velを選択するとランダムに音量を変更してくれる。(これと同じ効果を得たい場合は、手弾き+クオンタイズが一番!)

●出来上がったパターンは、左下のPatternボタンをアレンジエリアにドラッグするとインポートされる。

●humanize…自動で人間の演奏らしくしてくれる
ピアノロール画面で、上部の機能 > トランスフォーム > ヒューマナイズを選択。

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