2015/02/12

今年もやって参りました。いちご記念日。 Strawberry Fields Forever

♪The Beatles 『Strawberry Fields Forever』



 

録音:2014年
機材:iMac Logic
Fender Telecaster


今年もやって参りました。ストローベリーフィールズフォーエバーの時期が。なぜ時期かって? 1967年2月17日にイギリスでストローベリーフィールズフォーエバーが発売になったからなのですよ〜パチパチ。この曲についての情報や思い入れは去年書いた記事にかなり長く書いてありますのでそちらをご参照下さい。

 数あるビートルズの名曲の中でもひときわ人気が高く、質も高いこの曲、僕も大好きなのです。去年の今頃、ふとWikipediaを見ていて、この曲の発売日が近づいていることを知り、47周年というはんぱな時期でしたが、カバーしたのでしたw 今年もその発売日が近づき、約1年ぶりにLogicのファイルを開いてみて、何の気無しにトラックの音消したり、つけたり、歌だけ聴いてみたり、フルートだけ聴いてみたりなどしているうちに、歌だけと演奏だけのバージョンも作ってみようと思ったのです。

 去年アップした逆回転のバージョン(これもなかなか刺激的ですw)もありますので、これで同じ録音ファイルから4つのバージョンが出来上がりました。なのでインデックスを作りました♪ パソコンからじゃないと画面のリンクを押せないので、スマホとかで見るとなんのこっちゃとなるのでご注意下さい。




 こういう歌だけとか演奏だけって普通聞けないんですが、自分で作るといくらでも好きなことができます。皆様もいかがですか? 宅録。楽しいですよ。自分で曲を作って、自分でアレンジして、自分で録音すると、すべて自分の好きなように出来ますよ。料理だって、自分で作れば、好みの味に出来るでしょう。

 でもでも何事も極めようとすると一筋縄ではいかないものでして、例えば、僕は料理がほとんどできません。なので、外食して好きな味に出会っても、それを家で再現出来ません。よくいく中華屋で、エビと玉子をふんわり炒めた料理があって、いくと毎回食べるのですが、一体何が入っているとこんな味になるのか、僕には見当つかないのです。かろうじてわかる調味料は塩www でもそれだけなわけないし……。でも分からないし……。だから自分でそれを作ろうとしても出来ないのです。

 音楽も同じで、好きな音があるけど、どうしたらこんな音になるんだろう? 何を好きと感じたんだろう? コード? 楽器? 音色? さあさあ、ここからが本番ですよ。好きな音がいかにして作られるのか、それを探求しましょう。その理由を解明すると、自分の思い通りの音が作れるようになります。音楽って、この曲のこの音は、こんなソフトのプラグインで、この楽器をコンデンサマイクで近距離で録った音で、それにこんなリバーブを何%かけて、コンプレッサをこれくらいのパラメータで……なんて、親切なレシピ本はありませんから、自分で探求するしかありません。試行錯誤するしかありません。それを経験しておくと、次その音に出会ったら、あ、これはこうやって作ってるんだろうなぁと霧が晴れたように分かるようになるんです。すると、曲を作るときに、あぁ、ここにこないだ気に入ったあの音入れたら合うんじゃないかなぁとか、逆にこうしたら合うんじゃないかなぁとか、いろんなことが頭を巡るようになって……。それの蓄積です。

 と、偉そうに講釈垂れておりますが、僕もまだまだ探求者。やっぱプロのCDとか聞くと音が違うんですよね。プロがほとんどLogicのプラグインで作ってるってことは、あんまりないと思うので、そこからしてまず違うんでしょうけど、生演奏の魔力、なのかもしれない。また、そのプロ演奏を録音するプロ、ミキシング、マスタリングするプロ、とプロプロずくしなのですから、僕一人ではなかなか太刀打ち出来ませんねw

 この探求にはゴールは無いのでしょう。ずっとずっと追いかけて、追いつけず、騙し騙し満足して、一応完成!と自分に言い聞かせるしかないのでしょう。

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