2022/07/18

勿忘草(Whatever Happens)

♪勿忘草 (Whatever Happens) 録音:2020年 機材:iMac Logic 楽器:Fender Telecaster YAMAHA SGV YAMAHA L-5 KORG Trinity Plus

  Studiologicの88鍵キーボードをヤフオクで落札してうれしくてびしびし弾いてる時に「部屋と貝殻と私」という曲を作って、その時に似たようなコードで一緒にできた兄弟のような曲です。録音だけして放置されていたものUPます。
 勿忘草という小さい可愛い花がモチーフですが、この可愛い花の花言葉は「わたしを忘れないで」という切羽詰ったものです。何があったのでしょうか。元々はドイツの逸話が由来となっているようです。
 その昔ドイツにルドルフという騎士がいて、その恋人ベルタが、川辺の対岸で見つけた可憐で小さな青い花を見つけました。優しいルドルフはベルタにその花を差し出したい衝動に駆られ、矢庭に川に飛び込み、対岸へ泳ぎまくり、この花を摘もうとしました。屈強なルドルフは難なく対岸へ到着し、花を摘むことに成功しました。しかし、花を入手したことで油断したのか、戻ろうとしたその時、足を滑らせ、ルドルフはドナウ川に飲み込まれてしまいました。この川はドナウ川なのです。クラシックの曲でもたびたび題材にされるヨーロッパで二番目に長い川です。その激流は、ルドルフの筋骨隆々の肉体をもってしても逆らえそうにありませんでした。自分の運命を悟ったルドルフは、岸辺で鯖のように青ざめているベルタにその花を投げ渡し、こう叫んだのです。「僕を忘れないで!(Vergiss mein nicht!)」。そのままルドルフはドナウ川に姿を消し、ベルタは生涯その青い花を飾り続けたということです。  
 花言葉について調べてみたら、勿忘草は複数の色があり、その色によって花言葉が異なるようです。
 青「真実の愛」
 白「私を忘れないで」
 桃色「真実の友情」
 歌詞に出てくる紫色は不明。青とひとくくりかも。

 歌詞は、花言葉にちなみ、何があっても忘れないで欲しい、という悲痛な叫びになってしまいました。

遠くに行っても

会えなくなっても

見えなくなっても

言えなくなっても


埋もれてしまっても

絶えてしまっても

消えてしまっても

Forget me not


時が経っても

明るくなっても

時が止まっても

暗くなっても


失ってしまっても

荒れてしまっても

汚れてしまっても

Forget me not


青白桃色紫色

恋人たちのように

重なり合う小さな花には

涙がひと雫

Forget me not


せつなくなっても

悲しくなっても

眠たくなっても

黙っていても


閉ざしてしまっても

沈んでしまっても

過ぎてしまっても

Forget me not


青白桃色紫色

恋人たちのように

重なり合う小さな花には

涙がひと雫

Forget me not

Forget me not


青白桃色紫色

恋人たちのように

重なり合う小さな花には

涙がひと雫

Forget me not

Forget me not

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